Ti Amo    -12ページ目

Ti Amo   

私たち一緒なら砂漠も海になる

 

 

 

 

夢ならばどれほどよかったでしょう

未だにあなたのことを夢にみる

 

忘れた物を取りに帰るように

古びた思い出の埃を払う

 

 

 

戻らない幸せがあることを

最後にあなたが教えてくれた

 

言えずに隠してた昏い過去も

あなたがいなきゃ永遠に昏いまま

 

 

 

きっともうこれ以上 傷つくことなど

ありはしないとわかっている

 

 

 

あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ

そのすべてを愛してた あなたとともに

 

胸に残り離れない 苦いレモンの匂い

雨が降り止むまでは帰れない

 

今でもあなたは私の光

 

 

 

 

暗闇であなたの背をなぞった

その輪郭を鮮明に覚えている

 

受け止めきれないものと出会うたび

溢れてやまないのは涙だけ

 

 

 

何をしていたの 何を見ていたの

わたしの知らない横顔で

 

 

 

どこかであなたが今 私と同じ様な

涙にくれ 淋しさの中にいるなら

 

わたしのことなどどうか 忘れてください

そんなことを心から願うほどに

 

今でもあなたは私の光

 

 

 

 

自分が思うより

恋をしていたあなたに

 

あれから思うように

息ができない

 

あんなに側にいたのに

まるで嘘みたい

 

とても忘れられない

それだけが確か

 

 

 

 

あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ

そのすべてを愛してた あなたとともに

 

胸に残り離れない 苦いレモンの匂い

雨が降り止むまでは帰れない

 

切り分けた果実の片方の様に

 

今でもあなたは私の光