6月は両親共に命日。



ずっと心に引っかかっていた

父の妹である叔母とお墓参りに行った。



叔母の夫も同じ墓地に眠っている。



お参りしたくても叔父の眠る

墓石の場所が分からない。



両親のお墓参りと一緒に

いつも叔父のお墓参りもできたら

と、ずっと思っていた。



叔父の眠る場所を教えてもらい

それから両親にも手を合わせ

ようやく念願のお墓参り。



その後は叔母の家に移動して

叔母とおしゃべり。



コロナのせいもあり

なかなか会うことができず

ようやく。



いろいろ話した。




ずっと気になっていた

父の再婚のことも。



母が亡くなって初めて知った

衝撃の事実。



お陰で母が亡くなったショックが

薄らぐくらい。



叔母いわく



父が原因ではなく

父を我が子のように可愛がっていた

父の伯母が原因だったよう。



その伯母が近くに住んでおり

父の結婚相手が気に食わず

なにかとイジメていたよう。



そのうち元嫁がそれが原因で

うつになり



それを気に病んだ

父の母である祖母の頭に

元嫁と揃って10円ハゲができるほど

壮絶だったらしい。



子供がいなかったこともあり

これは別れさせた方がいい

ということで別れたらしい。



そして次に選ばれたのが母。



母は初婚だったので

望みは薄かろうと

父はまったく期待せずに

お見合いにのぞんだ。



結果、母に目を向けず

ひたすらケーキを食べ続けていた。



一方の母はお姫様気質な人。



両親に大切に育てられてきたし

それなりにモテてもいたのかも。



チヤホヤされることに

慣れた人だったよね。


だから人の気持ちを考えないところが

多分にあるよね。



というのが

私と叔母の一致した意見。



ゆえに



いつだって主役。



お姫様のように周囲にチヤホヤされて

生きてきた母に

まったく見向きもしない父が

逆に気になり結婚したのかも。



叔母に聞いて納得。



母が何かというとネタにしていた

お見合いの時の不可解な父の態度にも

ようやく納得がいった。



母よ、天邪鬼すぎないか?



マンガか(笑)



そんな情報通な叔母でも

父が再婚であることを

母が知っていたのかは

分からなかったみたいだ。



その状況で父の再婚を

知らないってことはある?



と、思って聞いてたみたけれど



多分、、、知ってたと思う。



と、自信なさげに言われて



どんな状況でお見合いしたのよ。

とは思ったけれど。



結局、最後は叔母からも

距離を置かれてしまうくらい

クセのある性格。



叔母は社交的な人で友達も多く

内弁慶な母とは正反対。



コロナ禍だったこともあり

距離を置かれたのは母の自業自得だけど

叔母は悔やんでいた。



連絡をするべきだったと。



父が亡くなってからは特に

母を気にかけてくれていたのは

知っていたので気にしないように伝え



それからは叔母の近況を聞いたり

私の知らない母と父の話を聞いたり

笑ったり、しんみりしたり。



またお墓参りにきた際は

近所の叔母の家に寄ることを約束して

叔母の家を後にした。



ずっと会って母のことを伝えなきゃ

と、思っていた叔母に会ったことで

ようやく私の心のつかえも取れた。



もう母のことに関して心残りはない。



これで本当に終わり。












だと思う。