「あなたの夢はなんですか?」

 

小学生の頃の作文のテーマの定番である。

今も昔も変らず、小学生位の頃の夢は実現の可能性に捉われない

ストレートな憧れが反映されているものである。

昔から男の子は、スポーツ選手やパイロットや警官。

女に子は保育園や幼稚園の先生や看護士が定番である。

 

自分の夢は何だったであろうか。

 

多分、「ヤマハ」の社員と答えていたように思う。

これだけみると何だか現実的で面白くないが、これには理由がある。

その頃私はサッカーが大好きでサッカー選手になりたかった。

しかし、その頃の日本はプロサッカーなんてなく、またプロリーグが

出来る予兆すらなかった。

サッカーがやりたい自分は日本リーグのチームで、身近にあった

「ヤマハ」や「ホンダ」でサッカーがやりたかったのである。

さて、誰でも「夢」は年齢を重ねるごとにより現実的なものに変っていく

ものである。好きな事を好きなようにやれるなんてことは実際には簡単

ではなく、また現実的でないと知るからです。

しかし、どの時の夢であっても夢を夢のままにしているだけの人はだめ

であると思います。

結果的に夢がかなわなくても、挑戦しないであきらめるのと、

挑戦してダメなことがわかって違う道を進むのでは、雲泥の差だと思い

ます。

「夢」は実現させれる人の方が少ないのかもしれません。

しかし、夢と現実のはざまで自分が出来る事は「努力」でしかないのです。

今まで生きてて思ったこと、それは

「努力は必ず報われるものではないし、努力したから達成できるものでもない

 しかし努力しなければ可能性はないし、やった努力は自分の土台になる。」

努力しなければ、夢のつづきもありません。