フジコ氏や角野氏の映画に引き続き、クラシックピアノの映画が公開されている。
僕は、というと受験勉強+来月のNHK交響楽団とのコンサートやコンクール、母校50周年記念式典に向けて予定が入ってしまい、今は全然自由時間が取れません。この前のレッスンで、長島先生にも「こんな時でも、ちゃんと呼吸しなきゃダメだよ」って優しいお言葉いただきました。
今年も開催されたショパコンの真相は本当に気になるところなので、「ピアノフォルテなんだけど、代わりに観てきてくれない?」と家族に頼むと、「言われなくても行こうと思ってたとこ!」と返ってきました笑
あまり書くと映画のネタバレになるので控えますが、舞台は反田氏が2位を受賞された前回のコンクール。
コンクールに使用するピアノ選定1つとっても緊張感が走ったと聞きました。
タイムキーパーみたいなスタッフがいて、自分が使うピアノを大急ぎで選択するそうなのですが、決めた後も不安が残ったり、どのピアノも自分には合ってないように感じたり。凄く共感できる話ばかりでした。また、お客様が入るとまた響きが変わったりして本当に繊細で大変な芸術なんです。
コンクール前に感じる重圧も物凄く、あと少しでファイナルというところで自ら辞退された方もいたんだそうです。
大人になったコンテスタントであれ、コンクール前の緊張は変わらないんだなと、いかに自然体で普段通り弾けるかがキーになるのではないかなと思いました。
受験も終わるので、ブーニンの映画は絶対行きます!!情熱的で好きなピアニストの1人です。




