御先祖のお墓参り
春休みを利用して、父方のお墓参りへ。
岩手盛岡を訪ねました。お寺は駅からも遠く、毎回駅でレンタカーです。
気付けば3年近く空いてしまっていました。
1時間半かけて家族でお墓のお掃除をし、なかなか来れないことを謝りました。
祖母は僕が産まれる随分前に、そして、僕が2歳の時に、祖父は天国に行ってしまいました。
当たり前の話ですが、僕が今こうして存在しているのは、代々に渡って命のバトンを繋いできてくれたから。
生きていると、時に傷ついたり、上手くいかないこともあるけれど、「命はいつまでもないこと」、「今に感謝し、生きなければならないこと」に自然と気付かされます。
その夜...不思議な体験もしたんです。
夕飯を済ませてホテルに戻ろうと歩いてると、急に目の前で始まった綺麗な花火。
実はこの何年もの間、ピアノ漬けで夏の花火大会に行けてなくて...
僕には祖父母がプレゼントしてくれた花火のような気がして、「逢いに来てくれてありがとう」「めげずに頑張るんだよ!」って言ってくれてるみたいで...胸に響く夜景となりました。
地元の人も季節ハズレの単発の花火に驚いている様子で、本当に...説明のつかない不思議な事ってありますよね。感動しました。
今回も、お墓参りが目的でしたので特に観光はしていませんが、帰りにバスセンター3Fにあるジャズピアニスト秋吉敏子氏のミュージアムがあると聞き、立ち寄りました。
バークリー音楽院に日本人初の入学を果たし、長きに渡りグラミー賞にノミネートされ続けた日本ジャズ界の巨匠でおられる方です。
いつも考えているのは、昨日よりももっと良く弾かなければいけないということ
音楽もワインも形があるわけではなく、人の記憶の中にしか残らない点でよく似ています
ミュージアムの中に飾られているお言葉を拝借いたしました。
今も尚、初心のまま、1つの事に情熱を捧げ続けられる生き様に、もの凄いパワーをいただきました。ピアノと共に生きられた証が、これまでの人生そのものみたくなっていて...
カッコイイですよね!なかなかできない事だと思います。
僕もピアノを共にして、ようやく10年の歳月が経ちました。
5歳の時に、三輪車で通い始めたピアノ教室。自分から習いたいと両親にお願いしたピアノは、振り返れば、練習しなかった日は1度もありませんし、辞めたいと思ったことも、ピアノが辛いと思ったことも、1度もないのが不思議なくらいです。自分でもこんなに長いこと1つの事に執着できるとは想像していませんでした。
両親はクラシックに珍紛漢紛なので、クラシックに精通されたご両親を持つ方をみると、羨ましく思う事もありますが...
これから僕は、ピアノとどんな景色を観られるのかなぁ〜なんて、秋吉氏の人生に触発され、夢心地にミュージアムを後にしました。






