サウスパークを日本で再びリバイバルさせたいとの一心で

初めまして。今日から、この「サウスパーク徹底研究」が始まります。

サウスパークというのを知らない人も多いでしょう。サウスパークというのはアメリカで放送されているアニメです。

日本でも放送されていましたが、放送していたＷＯＷＯＷが放送をやめてしまったようです。

サウスの魅力は何といっても特長のあるキャラクター。

ドイツ系のカートマン、アイルランド系のケニー、ユダヤ系のカイル、普通の白人のスタンを中心にユカイなキャラクターが、コロラド州デンバーの近くにある、山間の小さな町「サウスパーク」を舞台に暴れ回ります。

キャラクターがかわいらしいデザインなのに、話しているセリフが放送禁止用語ばかりということで、日本ではそのギャップがウケました。ＷＯＷＯＷで放送されていた日本語吹き替え版は今もスカパーのアニメチャンネルで再放送されています。

しかし、サウスパークの面白いところは、このアニメがその時々にアメリカで話題になっている、ホットな話題、ゴシップを分かりやすく解説してくれているところです。アメリカといえば、政治の国、当然、アニメで取り上げるテーマも政治性が強いものばかりです。

サウスパークを制作している二人の制作者、トレイ・パーカーとマット・ストーンという二人のクリエイターは、政治ネタに非常に関心があるようですが、その話題の料理の仕方は、まじめぶった政治の議論を、横からせせら笑うような感じ。ブラックコメディと一般には呼ばれるのかもしれませんが、とにかく痛快で、しかも、アメリカの最新事情が分かりタメになるアニメです。

アメリカで、なぜ共和党と民主党が激しく対立しているのか、アメリカではなぜゲイの問題や宗教観の問題がこんなにホットな話題になるのかを知りたい人はサウスパークを見てください。

サウスパークでアメリカの今が分かる。

このブログでは、サウスパーク全１１シーズンのエピソードから、いろんなエピソードを取り上げながら、アメリカの政治社会問題、スラングについて日本語で最新情報を発信していきます。