「霊障からの奇跡の生還」に書かれていることを最初から全て完璧にやろうとすると挫折してしまいます。自分が出来そうだと思った箇所からちょっとずつ試してみるのが良いと思います。

 

その上で結果が出てくると、やる気が出てきますので、更に色々試すというのが良いのではないかと思います。

 

0点か100点のような思考方法を持っていると、100点を取れないならこの方法はやめようという風に考えて、神様の教えから遠ざかってしまいます。そこで、最初は20点、次に40点といったように、ちょっとずつ成長していけばよいという気楽な考えを持つことをオススメします。

 

先祖への諭しかけも、仏壇を買って、お供えをして、集中をして・・・と考えていくと、面倒くさくなって結局やらないとなってしまうぐらいなら、取り敢えず先祖に話しかけて見た方が遥かによいと思います。

 

「霊障からの奇跡の生還」のPDFの68頁からは、先祖に話しかける時の例文、サンプルの文章が掲載されています。全部で10頁あります。これを読み上げると、大体30分かかります。

 

そこで、30分は我慢して時間をとって、まずこの10ページを読み上げることから始めるとよいかもしれません。これは実際に私が取った方法です。読んでいるうちに自分の理解も深まりますし、今日は30分やったぞという満足感が得られます。

 

土地の神様と違って、ご先祖様の場合、色々の方がいます。悟りを開いたご先祖様は明るい場所にいるので、本に書かれている内容は必要ありません。本に書かれている内容は、死んだ後、成仏できずに暗いところで苦しんでいるご先祖様に向けてのものになります。

 

こうした方たちは本の内容をすぐには理解してもらえません。勉強と一緒で、1回聞いたらすぐに分かる、という人はなかなかいないのです(いたら既に明るい場所にいるでしょう)。土地の神様の場合は、相手が神様ですから、決められた日数お詫びすれば、目に見えて効果が現れますが、ご先祖様の場合、日数が決まっているわけではなく、相手が納得しない限り、成仏できないのです。

 

とはいえ、私の経験では、とにかく諭しかけを続けていれば、程なくして、目に見えて効果が出てきます。例えば10人のご先祖様が1人の子孫に頼っているとして、全員が成仏しないと効果が出ないわけではありません。

 

1人、2人と成仏して子孫から離れていくことによって、子孫の側では少しづつ問題が解決していきます。魂一人分背負うだけでもかなり重いですから1人でも憑依を解いてくれれば、かなり楽になるわけです。

 

諭しかけも毎日やると決めてしまうと負担になるので、時間が取れるときに、断続的でもいいから、ひたすら淡々と続けていく、ということで良いと思います。

 

最初はPDFの内容をひたすら読んで繰り返していれば良いと思いますが、そのうち自分もご先祖様も飽きてきてしまうでしょう。そういう場合は、内容を自分でアレンジすればよいのです。最初こそ30分時間をとる必要があるでしょうが、回数が進むにつれて15分、10分と短くしても心がこもっていれば問題ないと思います。

 

勉強、スポーツ、仕事、何でも良いのですが、要領の良い人は、はじめから完璧を目指しません。それは不可能だからです。最初は全然駄目でも良いので、とにかく回数をこなすことが大切です。神様の教えも同じで、最初はとにかく、不完全で良いので、何度もやってみるという心持ちがよいと思います。

 

私自身、面倒くさがりなので、本に書かれている内容を最初からきちんと実践したわけではありません。今でも完全には出来ていません。ただ、それでも、不完全ながらも努力することによって、明らかな効果を体験しているので、皆様に、ある程度の確信をもって書かせて頂ける訳です。