ボス猫と我道 -4ページ目

ボス猫と我道

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追い込まれた新鮮組残党は自分達の縄張りである駅前占拠がどうしても許せないのだろう

 

勝ち目はほぼないと言っていい程の劣勢でありながら攻め続けた

 

だがそこに確実と言っていい位茶トラが現れ両陣営を一蹴

 

流石近藤さんを退けた実力者だ

 

新鮮組残党は茶トラ単体に向かっていく事はせずただ逃げるのみ

 

ヤマト運輸も茶トラを見かけるだけで即逃げ出していた

 

そうして徐々に駅前から猫の姿が消えていき

 

最後に駅前に残っていたのは荒ぶる茶トラのみになっていた

 

そんな茶トラを遠くから眺める新鮮組残党

 

最初に動いたのは開幕逃げ出していつの間にか戻っていた生倉だった

 

茶トラの近くに座りこみ敵対ではないアピールをしつつ自分の居場所を確立

 

本当にどこまでも新鮮組の生倉そのものである

 

そうして徐々に茶トラの近くに新鮮組残党が現れはじめる

 

威嚇されても一切抵抗する様子もない

 

茶トラも威嚇止まりで襲う事はしない

 

あの衝撃の世代交代で新鮮組二代目を継ぐ日も遠くないだろう

 

事実近藤さんはあれから姿を一切見せない

 

同様に鳴戸も療養を終えて野良に戻すが駅前には姿を見せず

 

後日発見した時はなぜかヤマト運輸の本部で佐川と仲良く過ごしていた

 

こうして長年地域を統率していた近藤さん率いる新鮮組の時代は終わりを告げ

 

同時に幾多の伝説を残す事になる茶トラの時代が幕を開けた