「奇襲しか手はない」
この一言は、大河ドラマ『毛利元就』で主人公の元就が、わずか二千の軍勢で
1万の陶晴賢の軍勢にどのように立ち向かうか、考えに考え抜いた末に、家臣の前で漏らした結論です。
王道ではどうやっても勝てそうにない時は、
元就のように、やはり奇襲しかないのですが、
この奇襲と云うのは頭では分かっていても、
どうも、抵抗のあるものらしく
私の知る限り、お客が入らないと云って頭を抱えているお店の店主ほど、この奇襲を嫌がる傾向にあるように思います。
私が、それとなく
「あのお店はちょっと変わった○○の手法で成功したらしいね」
と水を向けても
「いや、うちでは・・・」
と難色を示したり
「そんな趣味をそこにちらちらさせておくのなら、どうせだったら、もう、このお店をそれで埋め尽くしちゃえば?」
と言っても、そこまでやるのは・・・と、あくまで王道にこだわるなど、煮え切らない態度をとったり
また、ある時などは
自分の営業での「奇襲」の話をすると、露骨に嫌そうな顔をされることもありました。
確かに、必ずしも結果が出るわけではないので、絶対、お勧め、というわけでは無いのですが、王道を貫いて貧乏街道をまっしぐらに進むくらいなら、とにかくやってみろ!と。
売れてない飲食店を見るたびに歯がゆい思いでいっぱいです。
追記:売れてない飲食店の特徴
1 「看板メニューが普通」
遊び心が無いのか、思いつかないのか、何なのか分かりませんが、
どっかで見たことのあるようなのを看板メニューにしているケースが多いように思います。
2 「総じて暗い」
暗いお店は、雰囲気的にはいい場合もありますが、
食べ物は明るい照明で見せた方が断然美味しく見えます。
客席は暗くてもテーブルは明るくする工夫を。
3 「メニューが多すぎる」
味噌ラーメンも塩ラーメンも醤油ラーメンもある店は、あまり信用できません。また、メニューにない料理を、お客の好みに応じて作ることで、お客との信頼関係もぐっと縮まります。
以上、素人感覚かもしれませんが、なぜか玄人になればなるほど、考え方が頑なになってしまうようです。もっと柔軟な発想を。