この空の下のどこかで。 -660ページ目

ぼんやり。

なんという時間にblog書いているんだか・・σ(^_^;)

間違いなく、妊婦が起きてて良い時間ではないのですが、

どうしても電気を消して、お布団に入ると、脳が思考を始めてしまいます。

どうして・・。
何がいけなかったんだろう・・。

は、だいぶ(まだちょっとありますが(^-^;>)減りましたが、

手術は簡単だよ!(←これは言い過ぎかな。でも、先生の口調は本当にこんな感じでした(^^;;)という(状態によっては人工心肺を使う事もあり、その場合はリスクは高くなるそうです)説明は受けたのですが、

一部、臓器がない事での、免疫力が通常より低い(これも投薬と予防摂取で対応出来る)事への不安が拭いきれません。

ついこの間までは、
夜泣きがうるさかったらどうしよう~!?とか、
ちゃんとお世話が出来るのかな~!

さらには、将来、クソババア!とか呼ばれたり、
変なお嫁さんとか連れて来たら・・。

なんて、不安(アホσ(^_^;)?)なことを考えてましたが、

今はそれらを一足飛びに飛び越えて、いきなり、
うちの子は何歳まで生きれるんだろうか・・?

なんて、天井を見つめてしまいます。

子供の生命力を、母親が信じてあげなくてどうするの!
と思いつつも。

でも、生まれてから数回の手術。
お薬もずっと飲み続けなきゃいけないのかな?

例え、根治手術のフォンタン手術が、無事終わったとしても。
それからもたぶん、運動の制限など色々な事があるんだろうな・・。

果たして想太にとって、この人生は幸せなのか・・。

もちろん、それは私が出す答えじゃない。事もわかっています。

出産までに想太の病気が判明して、

準備をする事ができる時間と同時に、

色々と考える時間もあり過ぎて、ちょっぴり時間を持て余し気味です。

ここまで来たら、産まれてみない事には、前には進まない。

私の周囲はそう心積もりを決めたようです。
そして、それは正論です。

私はともかく、無事、想太くんを産む事だけを考えればいいのですが・・。

暗くなると、マイナスな思考が出て来てしまうようです(x_x;)

かと言って、電気点けっぱなしでも眠れない・・(笑)

昼間? ぐーぐー寝ているので、決して睡眠不足ではないのですが、

このままじゃいけない。
早く生活サイクルを何とかしなきゃO(><;)O

MRI検査。

今日はMRI検査が指示されていたため、
指定時間の午後に、病院へ。

時間の15分前だったのですが、待ち人はいなかったようで、すぐに通されました。

人生で初めてのMRIです。

これは・・きついかも!(>_<)

特に狭い所が苦手な人には、厳しいでしょう。

寝台が動いて、装置の中に入るのですが、狭っっ!

不謹慎ですが、お棺の中に入るってこんな感じなのかな・・なんて思ったりしてました。

ヒーリングミュージックが流れるヘッドホンをしてくれたのですが、

検査中の重低音が響き渡ります。

眠るつもりで目は閉じているんですが、なんだか呼吸が過呼吸気味に。

30分程でなんとか無事、検査終了とはなったのですが、すっかり汗(^-^;かいてしまいました。

お会計、¥21000円也。
(妊婦検診の一環のため、自費です)

一応、造影剤を使用するため、3時間前からの飲食はお避けください。

ということで、昼食抜きで行ったのですが、
造影剤飲まなかったぞΣ( ̄□ ̄)!

30分程で病院を出て、病院前のバス停でバスを待っていると、

隣の親子連れのお話しが聞こえました。
女の子は、7~8歳くらいでしょうか。

「・・ちゃん、やっぱりね、心臓の手術しないとダメだって」
「いつ?」
「9月の始め頃に・・」

思わず聞き耳を立ててしまいました。

女の子は、本当に普通の(何を持って普通というのかは、わかりませんが)子です。元気いっぱいにしゃべっています。

この子も、お腹の中の想太同様、心臓に病気を持っているのか・・。

思わず、じっと見つめる、怪しい人(;¬_¬)になってしまいました。

悲しい一方で、うちの子もこんな風に大きくなってくれるのかも。
という気持ちもあり、複雑でした。

それにしても、せっかくだから入院中にMRI検査もやってくれたら、良かったのに・・!(-_-)

そして・・入院終了。

想太の日記。-20090521210208.jpg

たった1日ですが、昨日、いきなり退院となりましたσ(^_^;)

昨日は朝から緊張していたのですが、夕方までは検査もなく(血圧計ったくらいです。)、

お昼ご飯もしっかり平らげて、一昨夜あまり眠れなかったせいか、ぐぅぐぅzzzz

お昼過ぎに、夫と私の両親がやって来ました。

夫とは、想太の心臓の病気がわかってから、毎日電話はしていましたが、顔を会わせたのは初めて。

すっかりまた弱気を取り戻してしまいましたが、夫に慰められ復活(^_^)/

午後3時過ぎ、やっと看護士さんが呼びに来てくれました。

かつて診断を受けた検査室でエコー検査。

今度は循環器科の先生が中心となりました。

再び30分程、エコーを見た後、循環器科の先生から、想太の心臓について説明を受けました。

右胸心で単心室なのですが、壁が全くないのか?と思っていたら、

左右の部屋自体はあるものの、左側の部屋が小さくですがあるそうなのです。

ただ左側が機能していないため、結果として「単心室」となるそうなのです。

この他「両大管右室起始」にもなるそうです。

図を書いて貰ったものの、勉強不足なので半分くらいしかわかりません(T_T)

ただこの診察はあくまで、現在のエコーを見た上での物なので、確実ではないとの事。

通常、こう言った異常は、妊娠20~25週くらいで見つかる事が多いのですが、

想太の場合は36週過ぎ。
現在は37週。と、骨なんかがしっかり出来てしまっているので、エコーが見えづらい。状態なのです。

生まれた後にすぐ、心エコーをして、心室の大きさや房室弁の大きさをチェックして、問題がなければ、

生後2~4週で、
肺高血圧を防ぐため、肺に流れ込む血流を押さえる「肺動脈絞危(てへんの変換が出来ない(>_<))術」を行い、

「これが、成功したら帰っていいですよ。」と言われ、「えっ!?」

聞いていた家族全員が耳を疑いました。
「退院していいの?」

もちろん、段階的にグレン手術、最終的にはフォンタン手術を目指すことになります。

循環器科の先生がおっしゃるには、このような複雑心奇形の手術はよくあり、たくさん手掛けているとの事、

なんだかあっさり言われて、勝手に絶望感を抱いてた私は涙が出てしまいました。

大丈夫なんだ。想太はきっと助かる!
大げさかもしれませんが、希望の光が差込みました。

もちろん、この他に脾臓の臓器なんかがない事や今回、胆嚢がないかも、という指摘も受けましたが、

もっと聞きたい事もあったのですが、先生は呼び出しもあり退室になりました。

後は産科の先生からの説明で、

お産は「経ちつ分娩」になりますが、NICU(特定新生児集中治療室)の準備などのため、日にちを決めての計画出産となりました。

日にちなどは、また後日・・。ということで、説明が終わった後、
「じゃあ、今日はこれで退院していいですよ」

さらに、「ええっ!?」

今朝、貰った入院計画書には1週間くらいって書いてあったのですが・・。(^^;;

その日のお夕飯、あんまり好きじゃない酢豚だったからまぁいいか(笑)

しっかり持ち込んだ荷物を大慌てで詰め直して、
私の人生の初の入院は、
まさかの1泊2日で終わったのでした(つд`)



今日は夫のお母様が、元からの手術の予定のため、入院されました。

思いもかけず、退院出来ていたので、お見舞いに行きました。

お見舞いに行ったつもりが、励ましていただいている始末。

支えてくれる家族が、みんなで待っています。

分娩の日はまだ決まっていませんが、息子に会える日が楽しみです♪