原作が好きだから、映画観てきました。
原作好きだからちょっと色々思うところが有ったので、徒然と久々にブログに書いてみる。
ネタばれ含むので閲覧注意。
映画オリジナルのキャラの必要性が解らなかった。全く。
原作にある2つの接点の無い事件(正確には+1件の事件で合計3件)を強引にくっつけて1つのストーリーにしているので、原作部分のストーリーはしっかりしてるんだけど、繋ぎの部分のストーリー展開が解りにくいっていうか強引で乱暴な展開だなぁ・・・ってどうしても思ってしまう。
あと近未来設定なのに、妙にレトロな建物だったりセットだったりで、世界観が変な感じだなぁって思った。
絹子が罪を犯す原因を単なるサイコパスになってて残念だったなぁ・・・原作通りだと貝沼事件との接点が作れないから仕方ないのかもしれないけど…うーん。
って言うか、絹子の美人設定はどこいった?(笑)
貝沼と薪さんの出会うシーンも、現金を手渡すとかどうなの?それ?金額が1000円とからならまだしも、万札数枚とか…おいおい・・・
薪さんも情緒不安定で、室長らしい描写がないから原作知らずに観た人にはどういう風に感じられたんだろう・・・うーん。
青木の家族の惨殺事件も盛り込む必要あったか?って思った。
その設定によって、青木の性格が原作と変わってるんだから盛り込むならもう少し掘り下げてストーリーに反映させないと意味不明。青木の部屋にあった事件ファイルとか何となくにおわせるようなセリフだけで事件そのものに触れない…っていうか、その事件の動機も青木が第九に所属していた為に被害者になった訳だから、そもそも配属初日より以前にすでに起こってる事自体が・・・うん、未解決事件にならざろえないか(笑)
オリジナルキャラクターが出張ってるから、本来の第九のメンバーが空気になっててビックリした。
天地は生きてて良かったなぁと(笑)
MRI捜査の仕方も、原作では脳みそだけの状態で機械にかけるのに映画では肉体に脳みそがくっついた状態で機械にかけるから効率悪そうだな…って。鈴木の記憶情報も記録媒体だけとかじゃくて、死体丸ごと冷凍保存してるんかいwwwwwって思っちゃった。
解ってる!役者の顔が映る時間を増やしたいんだっていう大人の事情は!!!!って思った訳ですが!!!!
そして、検体の脳みそはともかく、青木や薪さんという捜査する側の頭にも装置つける必要性が???で。だって、スクリーンに映ってるじゃん!!でかでかと!!!
っていうか、鈴木が守った秘密・・・みんなで観てるじゃん!!!ダメじゃん!!!!そんなことしたら鈴木無駄死にになるだろうが!!!!やめてさしあげろ!!!
・・・秘密ってなんだろう(笑)