11、新曲『今宵の月のように…』
カーテンの隙間
窓に映る僕が
汚れている気がして
夜の闇に溺れる
ただそこに
浮かぶだけの月
誰も手が届かない
その距離にいて
それでも愛される
手をのばせば
誰かと繋げる距離に
僕は立ってるのに
誰もいない 逆さまに落ちて
転んで 忘れてしまえば
もう恐くないかな
花が咲く頃 会えるのなら
明日を もう一度歩けるのに
まだ涙もとまらない
泣きやんだ後の 静けさにまた
想いが 零れ落ちるんだよ
倒れ込んだ身体
抱え込んだら
床に脱ぎ捨てた服と
一緒に置けるの
ただそこに
丸く輝いたなら
僕も同じようにさ
近付けなくても
愛を受けられるの
手をのばして
初めて誰もいないと
気づかされる痛み
誰ひとり 僕に気づかないね
叫んで 声にならない光
道を照らしてるのに
また夜に 会いに行くから
明日も またそこを歩いてね
雨が降って傘をさせば
きっと僕のこと 忘れてしまう
今日も 切なくなるんだよ
気怠い身体揺らぐ心
ただ過ぎ去っていく雨を
はやくやめと待つの
そんな僕に嫌気がさす
目をそらしたら
出口が見えないよ
また明日が くるかこないかの
別れ道 生きていく意味を
夢中で追いかけていたい
夢のように 消えてなくなって
でもこの胸に痛くて重たい足跡
残して 別の道を歩いてく
あなたに振り向かせるくらい
今宵の月のように 輝く僕が
少しずつ
少しずつ…