常識にとらわれない

お疲れ様です

昔の私のシングルマザーのイメージは、とにかく朝から晩まで子供の為に働き、子供が立派な社会人になるまで、子供の為に生きて自分の楽しみなんか持てずに、老けていくイメージ。

よく、片親で育った子が、『父親がいなかった分、母親は自分達の為に、必死に働き、ここまで育ててくれました』と言っているのを聞き、そんなイメージもあるのかもしれません

そんな私は、離婚直後、『頑張って、この子を育てていかなきゃ』と変に意気込んでいましたし、自分の楽しみを持つ事に対して、人の目をすごく気にしていました

『こんな事をしていたら、子供をほったらかしで、遊んでいる様に思われるのではないか』

とにかく、シングルマザーとして、きちんと子育てに集中しなければならない

そう、思っていましたが、実際その様な生活を送ると、ストレスがどんどん溜まり、そのストレスが1番大事な子供にいってしまったのです

ちょっとした事でイラつき、叱る

これは、しつけでもない、ただ自分の感情で当たっているだけだ

そう気がついた私は、自分の中のシングルマザーに対するイメージを、壊す事にしました

『私は、私らしく生きよう』

子供の為に、無駄使いをやめていたのを、きちんと自分にもお金をかける

自分のやりたい事は、我慢せず挑戦する

まわりから、どう見られても、何を言われても、自分の人生だ自分が輝いていて、笑顔でないと、子供も幸せにできない
（もちろん、再婚もできない）

そう、意識を変えたら、すごく気持ちが楽になり、子供に対してもイラつく事が少なくなりました

自分の好きな事をしていても、子供の事はおろそかにしていませんし、子供も含めて楽しめた事もあります

昨日、フルマラソンを完走した私を見て、子供が言いました

『僕、またホノルルマラソンに出たい』
私がマラソンを始めてから、一緒に走っていた息子。
運動の苦手だった息子が、初めて大会に出た私を見て、自分のマラソン大会を頑張り、4位を取りました。
去年は、リレーの選手に選ばれました
ホノルルマラソンは一緒に完走しました

自分の楽しんでいる姿、頑張っている姿を見せた事で、息子も成長してくれています

昨日の夜は、身体がボロボロで動けない私の支えになってくれ、窓のカーテンを閉める時も、
『お父さんがいない分、僕が頑張らないとね』

立派に育っています

最初は、自分のやりたい事をやる事に対し、周りの目を気にしていましたが、最近は『色んな事に挑戦してかっこいい。』と嬉しい言葉もかけて頂きます

人は結果で判断します

何もしないうちに、人の目や、意見を気にしていたら、何もできません

常識にとらわれていても、自分が幸せと感じなければ、その常識は意味がありません

自分が幸せだから、人も幸せにできる

シングルマザーだから、子供の為には、順序が違う気がします

花