災害ボランティアバス
めじろん1号
昨日の22時ごろ無事に大分に帰ってまいりました。
出発する前に抱いていた想いや気持ちと変わった事、変わらない事、学んだ事、感じた事、たくさんありすぎて何から記していいのか整理がつきません
何の技術も知恵も能力もない人間が行っていいものなのか
果たして敢えて大分から行く事が正しい事なのか
大分に居てやるべき事が山積してる中で、この時期に行く事がどうなのか
・・・
まあ、色々と悩んだり迷ったりはしましたが最終的には「前から言いよった事なんやし、迷うなら行けばいいやん。」っていう相方さんの言葉が背中を押してくれた気がしてます。
恐らく行けるものなら行って少しでも何か活動したいって人は、たっくさんいるはずです。
ただ、状況や環境を考えた時に行ける人ってのは限られてきます。
僕の場合は何とか行ける環境が整ったので、周囲の理解に対して感謝しながら、周囲の方々の分や他の行きたくても行けない人の分まで、自分に出来る事を精一杯頑張ってみるつもりで参加させて頂きました。
結果として、自分にとって大変貴重であり大変勉強になる体験をさせて頂きました。
地元の方々や被災者の方々、参加者の方々と交流しながら、作業に取り組む中で実感したのは、復旧・復興にはまだまだ長期に渡る支援が必要であり様々な支援活動の一つである災害ボランティアの力がこれからもまだまだ必要だという事。
僕の中で明確になったのは、これから現地で見聞きしたものや感じた事を周囲に伝えていく事。
現地で頂いた勇気や癒しに対しての恩返しはこれからです。
出発する前は「あまり人に話すような事ではないな」という想いから、最低限の人にしか話さないまま行ってきましたが、現地で感じた事を出来るだけ多くの人に伝えていく事が、風化を防ぎ事実を知ってもらう事になり、そしてそれが復興に繋がるはずだと、そう信じています。
ですので、このブログでも当初はレポート的なものは掲載を控えるつもりにしておりましたが、僕なりの想いを改めて綴らせて頂きたいと思ってます。
災害ボランティアに限らず、ボランティア活動は「してやってる」って気持ちになりがちですが、そうじゃありません。
「何か活動したい」っていう想いに応えてくれる、受け入れてくれる事が有難い事なんだと、そう分かってはいるつもりでしたが、それを実感させられました。
色んな方々に支えられ生かされてきた自分、少しでも地域や周囲に恩返ししながら生きていきたい。
そう心に誓ってもう7年になりますが、成長できず至らない所ばかり、色んな方に迷惑と心配をかけてしまい、結局恩返しの対象を増やし続けているだけのような気もします、、、
まだまだ若輩、日々勉強の自分にとって今回の活動は本当に勉強になりました。
人間関係の絆や縁をもう一度再確認しながら、周囲の人や当たり前の日常に対しての感謝の気持ちを忘れないよう、向上心と謙虚さを持って生きていきたい。
色んな事を経験しながら、失敗や挫折を繰り返しながら、それでも楽しみながら人生を謳歌できたら何も言うこた~ありません。
日本人のこれまでの価値観や人生観を一変させてしまった今回の大災害、3月11日に感じた気持ちと、今実感している想いを忘れないように周囲の人に伝えながら、今後も自分に出来る事を少しずつ頑張っていきます。
今年のお祭りでは、被災地の皆さんへ元気と感謝の気持ちを送るつもりで、復興への祈りを胸に関わらせて頂きたいと思います。
氏神様は、あくまで地域氏子の皆様方の氏神様ではありますが、大分市内中心部の六社の地域の皆さんの復興への想いが届き、六社の神様のご加護がありますようお祈りさせて頂きます。
久々のブログ更新、何とも纏まりのない記事になりましたがお許しください。
レポートに関しては又改めて掲載させて頂きます。
更新がない間も覗きに来て頂いた方々がいるようで、こんな個人的なブログに訪れて頂いて本当にありがとうございます。
東北で頂いた勇気と元気、癒しと優しさを糧に、又元気よく気ままに更新させて頂きます!!
今日は父の日、「ありがとう」を伝える相手がいる事に「ありがとう」です。
被災地の皆さん、自治会の皆さん、栃木のNPOの皆さん、県社協の皆さん、一緒に参加した皆さん、本当にありがとうございました。
家族を始め、友人や周囲の皆さん、本当にありがとうございました。
相方さん、ありがとね~!!!
じゃあね