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現在、大分市議会では3月定例会が開会中です


毎年、3月定例会では議会内各会派からの代表質問が行われてますが、今日は民主党系議員の所属する「おおいた民主クラブ」から福崎智幸さんが代表質問に立つという事で傍聴に行ってきました。


個々の政策を論議する一般質問と違い、「市長の基本姿勢」を始めとした、観光・環境・福祉・教育と各種行政分野について市政全般に渡り、議論が交わされました。


僕の低い低い理解度で細かく触れると、議論した福崎さん及び釘宮市長に迷惑を掛ける恐れがあるので控えておきますが、市長の答弁の中に「九州市長会としては【九州府】を目指している」との発言があり、道州制についてそこまで具体化してるとは知らなかった無知な僕は、少し驚きました。


民主党政権の掲げる大きな柱の一つに、「地域主権」があります。


市長自身が就任当初から仰っていた「市職員の中央依存からの脱却。住民の行政依存からの脱却。」の次が「市民協働のまちづくり」、そして、その先に見えてくるのが正に「地域主権型社会」であり、大分市は政権交代に先駆けて、地域主権を目指してきたと言えます。


そして、地域主権が確立されていく事により、基礎自治体である市町村の役割や責任が重くなる事が予想されます。


そうなると、都府県というものの役割が非常に分かりにくくなっていくのも事実でして・・・


つまりは、地域主権の先には道州制を見据えているという事を改めて実感した訳です。


こうなると、我が大分市長釘宮磐さんには九州市長会会長として、九州府実現に向けて是非牽引役としての活躍を期待してしまいますし、九州府実現の折りには府長??なる首長の決め方はどうなるんだろう??なんて、すぐ下世話な事を考えてしまいます。


ただ一つ感じるのは、国民がどれ程具体的に道州制を意識しているかという事です。


ここ数年、市町村合併を繰り返している事から考えると、当然導き出される答えは道州制実現なんでしょうが、僕なんて言葉は聞いた事あっても、まだまだ先の事だと思い込んでいました。


認識不足なのって僕だけでしょうか??


アンテナが低く、勉強不足なだけの僕が悪い事も承知の上で、誤解を恐れずに敢えて言わせて頂けるなら、国民的理解の必要度が高いものほど、僕らが知った時にはすでに制度や法律が決まってしまった後で、もう施行に向けて動き出している時なんですよね~


最近で言うと、裁判員制度なんて、正にそうだと思いませんか?


僕ら自身に直接関係ある事なのに、国民的議論なんて無かったような気がします。


この辺りについては、マスコミの責任も大だと思いますが、やっぱり国・地方関係なく、政治家や行政官の皆さん方が、もっと国民・住民に広く分かりやすく説明をして周知・徹底の上で議論をするのが、あるべき姿のような気がしてなりません。


その為に効果的なのが、選挙だと思うんです。選挙だけがその方法だとも思いませんが、やっぱり最も効果的ではないでしょうか。


なので消費税の議論も含め、道州制の問題も、是非今夏の参議院選及び来年の統一地方選では、議論の遡上にあがる事を望みます。


・・・


思いつき更新である為、書いている内に


何だか脱線→又脱線→無駄に長文→支離滅裂→オチなし


という、いつものパターンになってしまいましたが、ここまで読んでくれた方ありがとうございました。


認識不足、勉強不足の点はお許しください(>_<)


一緒に傍聴した後輩さん・釘宮市長さん・福崎市議さん、ありがとうございましたm(__)m


じゃあね