そうそう、ハトポッポ退治の事を書いてて思い出したんですが先日テレビで狸の異常繁殖で、困っている街の特集をやっていました。

田畑を食い荒らしたり、被害は相当なものらしく困り果てた住民が行政に申し出て、狸の処分をする事になったそうなんですが、これが又困った事に、それを聞きつけた反対派の住民が動物愛護団体と共に処分の反対運動を起こしているようなんです。

こういう、、何ていうんですかね、いわゆる「総論賛成、各論反対」っての。

このケースに関してはちょっと意味合いが違うのかな、、、

住民はモチロン、行政側も好きで処分する訳でなく、里に下りてきて悪さをしなければ問題はないと言いいます。

しかし現状、被害に遭ってる農家や住民にとっては死活問題な訳で、何か対策を講じてもらわないと困る訳です。この人達からすると「現場の辛さを知らないから格好いい事が言えるんだ」となります。

反対派や動物愛護団体は「生き物を人間の勝手で殺生するのは人道的にいかがなものか」となります。

何とかならないものなんでしょうか。。。


この問題は非常にシリアスで色んな問題が複雑に絡み合っているような気がします。

そもそも狸がなぜ里に下りてきているのかというのは、山中に狸が異常繁殖してエサが足りないからだそうです。

なぜ狸が異常繁殖したかというと、酸性雨が原因らしいです。

その酸性雨がなぜ降るかというと人間の行う大気汚染が原因だという事なんです。

つまり、人間のエゴによって、異常繁殖させられた狸が、その人間を困らせ又人間から殺生される。という切ない悪循環ですよね。

昨今、全世界を取り巻き社会問題化している「環境破壊」の問題がここにもあるようです。

環境問題自体は政府がもっと積極的に取り組むべき課題でしょうが、中長期的に考えていくしかないと思うんです。

ただ、現実に死活問題になっている住民にしてみれば環境云々、動物愛護云々よりも、目の前の被害を何とかしたいんですよね。


もしかして、こういう問題って全国各地で起こっているんじゃないでしょうか?僕のハトポッポ被害は、この街のような死活問題になるような被害でなかったにしても、ハトポッポの糞には有害物質があると言いますし、もし子供でもいたら体調に変化をきたしていた可能性もあります。実際に鳥獣被害で困り果てている住民がいる地域がたくさんあるとも聞きます。

だからと言って、このハトポッポを大量処分するというような事にでもなれば反対運動が起きてしまうんでしょうね。

解決の糸口はないんでしょうか?


狸を捕獲してどこかで飼い「狸の里」として観光スポットにする。

短絡的やな~、、、(→o←)ゞ

ハトポッポを捕獲して調教して鵜飼ならぬ鳩飼を広める。

これも現実的やないな~、、、(→o←)ゞ

僕の頭では無理です。。。

誰か、何か考えて下さい m(_ _ )m


僕は小さな事でも自分に出来る事を考えてみようと思います。


久々に「平成狸合戦ぽんぽこ」観てみたくなってきました。


じゃあね