知らせは唐突だった。

7月1日(土)🌟
⚽️FC町田ゼルビア／HOME⚽️
J2第23節vs 大宮アルディージャ戦
@町田GIONスタジアム
18:00 キックオフ

✨町ガZ劇場に出演🎤
✨試合後の20:10〜‼️
✨試合終わったらZ劇場に集合🙌
✨皆んなでzelvia全力応援📣
✨物販ありhttps://t.co/5LigyOspDm #町ガ #ゼルビア #zelvia #701大宮
— まちだガールズ・クワイア (@MGC_Office) June 26, 2023

「7月1日、ゼルビア戦の後？」

22日はゼルビアがホームで試合だからここなら入るかも、

とは思っていた。とはいえ、1日も予定は空いていた。

サッカーを最後に観に行ったのは北海道に住んでいた頃、

軽く20年は昔の話。

そもそも日本サッカー協会が嫌いな私は、Jリーグに大して興味はありません。

それでも

「たまにはいいか、ライブもあるし」

てな具合で少しずつ行く気を起こしていました。

しかし、問題は二つ。

土曜日の天気が微妙なことと帰りの交通機関のこと。

前者は公式アカウントさんに確認したら「多少の雨ならやる」

ということで、再び天気予報とにらめっこする日々。

後者はゼルビアの公式サイトを確認するとシャトルバスはある。

しかし、試合とライブと物販を全部終わらせると推定21時過ぎ。

その時点でまだ運行されているか不確定だし、

急いで路線バスに乗ろうにも時間的にはギリギリ。

Yahoo!乗換案内に聞いたらあろうことか翌朝の時間を答えた始末。

最悪タクシーだな、とは覚悟をしておりました。

もちろん、行くことになった時のために準備はしております。

明日ゼルビアどうしようか？多少の雨ならやるよ！とは言われているけど、果たして多少で済むのか？天候は終日雨。そこまで強くは降らないけど止む時間はほぼ無い、そんな予報。昔は雨天の野戦は慣れたものだったけど、もう10年も前の話だからなぁ。当日まで待つか。 pic.twitter.com/OBOxbrHJcc
— みゆきそうせつ【喜楽亭宗雪】 (@fighter_miyuki) June 30, 2023

前夜になりました。天気は微妙。しかし、そこまで強くはならなそう。

行くことを決め、チケットを買うことにしたのですが……

「Jリーグチケットって何ぞや？」

そうです、チケットの買い方さえ知らなかったんです。

とりあえず案内に従って会員登録。

そしてチケットを選ぶところで、謎の言葉。

「ダイナミックプライシング？」

Google先生にお聞きしたら

「チケットの売れ行きやカードの注目度によって価格が変動する仕組み」

だそう。ひとつお勉強。

とりあえずいきなりホームのサポーターシートは厳しいと判断して

バックスタンド側の指定席を物色。

「3100円か、なかなかにいいお値段じゃないのよ。

前日でしかも雨予報なんだから少しは値下げしてくれてもいいんじゃない？」

などど軽く愚痴りながら、ポチッと購入。

発券不要のQRコードなのは実に現代的だなぁ、と思いながら

準備はすべて終わったので就寝。

土曜日。もはや見慣れた景色の町田駅ペストリアンデッキを歩いて

バス乗り場へ移動。

町26系統、野津田車庫行きに乗車していざ現地へ。

町田駅前の商業集積地を少し離れると住宅街が現れる。

道沿いの飲食店やコンビニにはほぼ全て駐車場が備わっており、

典型的な郊外のロードサイド店舗が増えてきました。

そこを抜けると更に住宅が減って今度は緑が増えてきたところで、

終点の野津田車庫に到着。

「こりゃまたずいぶんな所に来たもんだねぇ」

思わずそう呟いてしまうような長閑な景色でありました。

そして、ここからが本番。

スタジアムまで行かなくてはなりません。

途中バスの車窓から見えたスーパーで食料の買い出しをして、

いざ！

……と気合を入れたはいいけれど、上り坂（しかもなかなか急角度）

で足がしんどい。

梅雨時の湿気をたっぷりと含んだ蒸し暑さと相まって汗が次から次へと

全身から「噴き出す」状況。

何とか登り切って野津田公園に着いた！まではいいが周りには何もない。

地図があったので確認したらここは公園の西の端にある展望広場で、

スタジアムのあるエリアまではもう少し歩く必要があるとのこと。

ご利用案内 | 町田市立野津田公園公式ホームページ

www.nozuta-park.com

しょうがないので再び歩き出す。

森の中を抜けると左手に見えてきた駐車場には、大宮ナンバーの車が多数。

大宮からなら車で十分遠征来られるか、なんて考えていたら

目の前が開けてついにスタジアムに到着。

ふぅ……と一息ついたところで目の前に見たことのある背中が7つ。

ついつい無銭がっつきしたくなるのを我慢して、そこら辺の椅子に座って

とりあえず一休み。

ふと周りを見るとゼルビアの青いユニを身に着けた方が多数。

ノーマルな（？）恰好をしている自分がちょっとどうかな、と思ったので

せめてタオルマフラーぐらいは買おうと再び歩き出す。

フードトラックや出店のテントがあるゼルビーランドへ移動して、

グッズショップのテントの前に貼ってあるリストを拝見。

タオルマフラー1600円。ちょうどいいお値段。

購入すべく中へ入ると……

「6種類もあるんかい！」

思わず心の中で驚いてしまいました。

その中で気に入ったこちらを購入。

財政事情からユニフォームは無理でも、マフラータオルぐらいならということで購入。6種類もデザインあるのにはちと驚いた。これで少しは「身だしなみ」も整った、ということにしてください。#zelvia #町ガ pic.twitter.com/y8NNTsVTBC
— みゆきそうせつ【喜楽亭宗雪】 (@fighter_miyuki) July 1, 2023

これで身だしなみも整った……ということにして、

試合後ライブをやるZ劇場へ。

ステージの上には天井代わりのテントが設営されており、

雨天決行の準備は万端。

時刻はもうすぐ16時。汗でびっしょりのアロハシャツを脱いで

上はTシャツ一枚に。

ここからはしばらくここに座ってステージイベントを堪能することに。

ちなみにMCは町ガメンバーのもえかさんが担当です。

まずは、町田出身の元Jリーガー、最後はゼルビアで引退された

現東京都議会議員の星大輔さんのトークショー。

星だいすけ（星大輔）公式サイトー町田市自民党公認、都議会議員候補予定者、星だいすけの政策や日頃の活動などを発信しています。次の東京を創るために日々活動中！！

hoshi-daisuke.jp

現役時代のお話とか、今のお仕事のお話とかされていた中で、

今日の試合のキーポイントは？と聞かれて

「蒸し暑いのでやっぱり後半最後の方はキツくなります。

皆さん行けよ！とか思われると思うんですが、

選手もつらいので優しく見守ってください」

と選手視点のポイントを挙げていてなるほど、と思っておりました。

（この話、覚えておいてください）

その後はこの日が「玉川大学マッチデー」ということで、

玉川学園吹奏楽部の演奏を観賞。

それが終わったところで芝生広場へ移動。まだスタジアムに入るのは

早いと思ったので、少し座って休憩タイム。

びっしょびしょのTシャツも着替えていざスタジアムの中へ。

バックスタンドは最近増築された場所だそうで、実にキレイ。

自分の席を見つけて座った最初の一言が

これは3100円高くねぇや

ピッチがほぼ中央から全域見渡せる絶好の席でした。

試合開始までしばらく時間がある中、場内ではスポンサー企業紹介などが

されておりましたがひとつ気になるアナウンスが。

「天空の城野津田？」

どうやらこの町田GIONスタジアムを「天空の城野津田」として

ブランディングしている、というのです。

そして、このアナウンスでいくつかの疑問が解けました。

なぜ「入場」ではなく「入城」なのか。

なぜグッズショップが「武器屋・防具屋」と呼ばれていたのか。

すべてはこのブランディングのためだったのです。

確かにここは周りに比べて標高も高い（体感済み）だし、

森の中にある公園のど真ん中にそびえ立つスタジアムを城と見立てる。

実にいいアイディアだな、と感心してしまいました。

（でも撮った写真をよく見たらちゃんと「天空の城野津田」と書いてあった。

単なる見落としでした）

「天空の城野津田プロジェクト」スタート！ | FC町田ゼルビアオフィシャルサイト日頃よりＦＣ町田ゼルビアをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。ＦＣ町田ゼルビアは、2021シーズンよりホームゲーム会場を「天空の城野津田」としてブランディングを行うプロジェクトを始動致します...

www.zelvia.co.jp

となんやかんやしていたらいよいよキックオフの時間です。

ここからは試合のリポートなのですが、先述の通りサッカーは詳しくありません。

では、どうするのか。

アメフトの「モメンタム」の考えに基づいて書こうと思います。

モメンタム（momentum）とは「試合の流れ」や「勢い」などの意味で

使われる言葉であり、接戦だと「モメンタムが行ったり来たりしている」

などと表現されたり「あのターンオーバーがモメンタムを引き寄せた」などと

使われたりします。

先に結果から申し上げてしまいますが、この試合は

町田3-2大宮

という結果でした。

しかし、前半途中まではアルディージャが2-0で勝っておかしくない展開でした。

では、なぜゼルビアは逆転できたのか。その点に絞ってモメンタムを引き寄せた

3つのポイントについてお話させていただきます。

前半早々コーナーキックから先制点を得たアルディージャは5-4-1のシステムで

完全なカウンター狙いに徹してきました。

そしてそれは間違いではなく、カウンターから

GKポープ・ウィリアムのミスもあって2-0とリードを広げることに

成功しました。

この2点目を失った時のスタンドを覆った空気の悪さときたら、

本当にひどかった。

「あ～あ～……」とか「おいおい……」とか、

そういう声があちこちから漏れてくる状況でした。

しかし、ここで最初のポイントがやってきます。

1. 2点目を取られてすぐに1点取り返したこと

先ほどの失点から3分後。

ミッチェル・デュークのポストプレーで落としたところを

エリキが蹴り込んで1点返しました。

完全に2トップの個人技での得点で、アルディージャ守備陣を崩した

とは言い難いものだったと思います。

しかし、これが前半終わるまでに無得点だとしたらどうでしょうか。

おそらく最悪の空気のままで終わっていたはずです。

この時点で1点返せたことでスタンドもピッチも

ゼルビア側は「まだやれる！」という空気になったことは間違いないでしょう。

いわば「モメンタムを引き寄せる1点」になったのです。

そして試合はハーフタイムへ。

ここで二つ目のポイントがやってきます。

2. ハーフタイム・アジャストメント

読んで字のごとく前半の反省点に対してハーフタイムで修正を

図ることで、アメフトだとこれが上手なヘッドコーチは優秀とされています。

黒田監督、ここで動きました。

後半開始から2枚替えで荒木と安井を投入。

アルディージャ側がより守りの色を強めた側面はあったかもしれませんが、

明らかにゼルビアの方が優勢となり、前半は度々喰らっていた

アルディージャのカウンターもほぼ無くなりました。

明らかに試合をより支配できるようになっていたことで、

ハーフタイム・アジャストメントは成功であったと言えるでしょう。

しかし、優勢ながらもアルディージャが踏ん張り点が取れない状況。

ここで試合前に星大輔さんが言っていた、あの言葉が出てきます。

先制してから大宮守る時5-4-1に下げてガッチガチにゴール前固めてる。そら空中戦で劣勢だわ。後半早いうちに同点ゴール決めて相手さんが攻めざるを得ない状況を作らんと厳しい。気温が下がってきたとはいえ、星大輔さんの解説通りならこの湿度なら最後バテるだろうし、とにかく同点にせんといかん。
— みゆきそうせつ【喜楽亭宗雪】 (@fighter_miyuki) July 1, 2023

これはハーフタイムに私がしたツイートです。

同点にさえしてしまえばアルディージャは攻めざるを得ない、もしくは

攻める力が残っていなければ一方的に攻めて守備を崩せるかもしれない。

しかし、試合が進むにつれてゼルビアの攻勢に出る力も落ちてくるはず。

早く同点に追いつかなければ、どんどんキツくなるのはこっちだ。

そう思いながら試合を見ておりました。

黒田監督は更にカードを切って太田と藤尾を投入。勝負に出ます。

そして、カードを切って試合を動かしたことが

最後のポイントにつながります。

3. エリキのラッキーゴール

明らかにゼルビアの攻勢は強まり、あとはゴールだけ。

そんな状況ではありましたがアルディージャも譲らず後半30分を回った頃、

ゼルビアにコーナーキックのチャンスが到来。

蹴られたボールを荒木が落として、その先にいた藤尾がシュート。

これがエリキに当たって方向が変わり、ゼルビアにとっては

喉から手が出るほど欲しかった同点ゴールが生まれたのです。

この手のプレーだとオフサイドやハンドが起きたりしますが、

エリキのポジションはオフサイドではなく、

ボールは手ではなく太ももに当たっている。

私もこのゴールが決まった瞬間、

オフサイドじゃないよな？ないよな？

よっしゃ！オフサイドじゃない！

と思わずつぶやいていました。

これが崩したゴールでも確かにモメンタムは動いていたでしょう。

しかし、こんなピンボールみたいなラッキーゴールだったことで

アルディージャ側は

ウソだろぉ、おい……

と意気消沈モノだったのに対して、

ゼルビア側からしたら

やったぜツイてるぞ俺ら！

とテンションも上がるというものです。

何よりこういうモメンタムを引き寄せるようなプレーが起きる、

ということ自体が勝てるチームの証左なのです。

（余談ですが、NFLではスーパーボウルを勝つようなチームは

年に一度や二度、マジかぁ？！というようなスーパープレーが起こって

モメンタムをつかむ、ということが往々にして起こるんです本当に）

故に私はこの時、モメンタムの流れからしてこの試合絶対ゼルビアが勝てる！

と確信を持っていました。

「この流れは勝てる流れ。あとはゴールだけ、あとはゴールだけ」

そうつぶやいておりました。

結果は知っての通り、最後はアルディージャ守備陣を崩して

藤尾が決勝ゴールを蹴り込み劇的勝利を収めたわけです。

ちなみに藤尾のゴールが決まった瞬間、試合を冷静にニュートラルに

見ていたはずの私が思わずガッツポーズしていたのはナイショの話。

と、今までしてきた話を頭に入れてダイジェストを見ると

また違うものが見えてきたりして……

試したいあなたはこちらをどうぞ。

【FC町田ゼルビア×大宮アルディージャ｜ハイライト】2023明治安田生命J2リーグ第23節 | 2023シーズン｜Jリーグ🏆2023明治安田生命J2リーグ第23節🆚町田 3-2 大宮⚽0-1 (7') 中野誠也0-2 (36') 柴山昌也1-2 (39') エリキ2-2 (79') エリキ3-2 (88') 藤尾翔太#FC町田ゼルビア#大宮アルディージャ#Jリーグ観るなら #DAZN ➡加入はコチラ https://bi...

youtu.be

ちなみに、球技ライター大島和人さんがこの試合を振り返った

「プロの視点」記事もありますので、どうぞ。

https://t.co/EcjZU6qKpO
— みゆきそうせつ【喜楽亭宗雪】 (@fighter_miyuki) July 3, 2023

試合が終わりました。

さて、この記事は既に6000文字を超えているのですが……

ここからが本番ですw

試合が終わるとレインコート着用。スタジアムの外へ出てＺ劇場に向かいます。

ボランティアのお姉さんが拭いてくれた椅子に座って、準備は万端。

1曲目が「Hello to the world」（実は生で聴くの初めて）で

何でこの曲？と思ったんですが、あの曲には

「野津田の丘にゼルビア（ole! ole!）蒼い風が吹く町だ！」

という歌詞があることをすっかり忘れておりました。

……すいません、歴の浅いヤツなもので。

この日のセットリストはオリジナル楽曲多めで、

カヴァーはサマーレインとさらばだけ。

といっても前者はほぼ町ガの曲だし、

後者はキンモクセイがライブあんまりやってないから

やっぱり最近は、ほぼ町ガの曲になっている。

……余談だがそういえば約1名、さらばをライブの〆にやってる

ウクレレ弾きがいたような、いないような……

【配信開始】
「ザ・トツカテン4」〜レコ発第壱夜〜喜楽亭宗雪 https://t.co/QYkHNurTOO
— ファーストアヴェニュー (@t_firstavenue) April 2, 2023

脱線しました。話を戻しましょう。

出演が急遽決まった分そうなったのかもしれないし、

あるいはそうじゃないのかもしれない。

マッチデープログラムにも記載がなかった（証拠写真あり）

ぐらい急に決まったみたいで、その分（？）ゼルビアの公式アカウントで

こんな動画を流してもらえてました。

アレから一週間か……と思ってマッチデープログラム読み返したら、まちだガールズ・クワイアの「ま」の字も書いてない。本当に急遽いれてもらったんだなとこんな所で実感。 pic.twitter.com/aGhmS1xKva
— みゆきそうせつ【喜楽亭宗雪】 (@fighter_miyuki) July 8, 2023

🔹#0701大宮戦『イベント』🔹

まちだガールズ・クワイア
Special LIVE 🎤🎶✨

試合終了後、ゼルビーランド内の「Z劇場」で開催🙌

⏰20:10~20:40

一緒に楽しみましょう💙@MGC_Office #FC町田ゼルビア #zelvia #天空の城 #Jリーグ pic.twitter.com/LBrrLsHAnv
— FC町田ゼルビア公式🐦 #0722千葉 (@FcMachidaZelvia) July 1, 2023

後ろの注意喚起アナウンス何とかならなかったのか？

と思わず突っ込みを入れたくなったのですが、まぁ仕方なしということで。

でも確かだったのは彼女達、とっても良かった。

試合に勝ったのもある。

ふと私が後ろを振り返ったら思わず驚くぐらい、たくさんの

お客さんが見に来てくれてたのもあるのかもしれない。

多分急遽決まったのと関係あると勝手に思っている、

さきこさんがいたこと、もあるのかもしれない。

初めて聴いた「支える手」ものすごい感動した。

まちだガールズ・クワイアの底力感じる歌だった。

ライブ終わってからみんな口々に言っていた。

「今日はよかったね。特に支える手ののぞちゃんが」

良くなかったのは……私の写真。

着席だし久しぶりに一枚、と思ってサマーレインの

途中で撮ったらこれ。

いや、6人しか写ってないし（苦笑）

（左から）さきこさん、のぞみさん、もえかさん、あいねさん、

ひよりさん、えりかさん。

はい。ほのかさんがのぞみさんとモロ被りしてしまいました。

ごめんね、ほのかさん。

最後はさらばを雨天決行してライブ終了。

お楽しみのチェキターイム！

なのはいいのですが……

いや、お前どこ向いとんのじゃ！www

あまりの興奮に遂に当方、正面という概念を吹っ飛ばしてしまいました。

ちなみに、この時来ていたTシャツこれです。

「こちらスーパーうさぎ帝国」という劇団の10周年記念Tシャツでして、

青いし、サッカーユニっぽいしいいよね、ということで着てました。

サインもらう時に、もえかさんから「ずっとステージ見てたよね」

とありがたいお言葉。

こんなデカいことしか取り柄の無い顔を覚えていてくれるなんて、

ありがたやありがたやです。

えりかさんにはサッカー観るの何年振り？と聞かれたので

21年ぶり、と答えたら驚かれました。

最後に見た試合は2001年。まだコンサドーレ札幌が岡田武史政権

だった時代の、その岡田監督の退任試合。

調べたらおそらく2001年11月24日の出来事。

実はこれが衝撃的（？）な事実を引き出すのです。

町ガ最年少のほのかさんが生まれたのは2002年9月9日。

そう、私が最後にJリーグを見たときにはほのかさんは

この世に影も形もなかったのです。

そのことが頭の中でぐるぐるした結果、出てきた言葉は

思えば遠くへ来たもんだ

こんなこと言ったら、まぁこうなりますわな。

物販も無事に終了しヲタク解散！なんですが

ここからが「本当に無事なのか」勝負の時間。

送迎バスの出る駐車場へ向かう私。

やった！バス残ってた！

淵野辺駅へ向かう便が残っておりました。

バスに乗り、淵野辺駅に着けばあとはこっちのもの。

横浜線から東神奈川で京急に乗り継ぎ、無事に帰宅いたしました。

申し訳ないですが、正直に申し上げてゼルビアサポになる気構えは

当分出来なさそうですし、他の試合を見に行くか、と聞かれた

正直微妙です。

でも、間違いないこともあります。

「今度の町ガはゼルビア戦か。よし野津田行こうか！」

こう、迷いなく言えるようになりました。

気合入り過ぎてチェキ正面向いてねぇぞ俺よwww

ほのかさんが産まれる前の2001年11月24日以来、通算7889日=21年と7ヶ月と7日ぶりのJリーグ観戦があの劇的な試合だったからなぁ。

まちだガールズ・クワイアのライブ、今日もとっても楽しかったあッ!!!
＆
ゼルビアの勝利に万歳！#町ガ #zelvia pic.twitter.com/8MbkUtyCAp
— みゆきそうせつ【喜楽亭宗雪】 (@fighter_miyuki) July 1, 2023

風雲！野津田城〜アメフト好きのヲタク、Jリーグ観戦に行く。の巻〜