得度 | 法源のブログ

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得度(とくど)とは、僧侶入門の儀式のことで、戒を守ることを誓約し、戒名(僧名)を与えて頂きます。この儀式を受けることで僧侶の仲間入りをします。得度はいわゆる出家(しゅっけ)の儀式であり、古来では肉親との縁を断って修行に入る世間からの別れの儀式でありました。現在は肉親との縁は切らずとも、僧侶の生活をすることを決意する大切な儀式であります。
度は波羅蜜(はらみつ)の漢訳語で,得度とは元来,涅槃(ねはん)の彼岸に渡ることを意味した。転じて出家して僧尼となること。以前は中国・日本では得度には官許を必要とし,官の許可なく得度した僧を自度僧・私度僧などと呼んだ。