死者が行く先である冥界での幸福を冥福と言う。
字のごとく、「冥」は暗いとも読みます。
あの世は暗いとこですから、「福」がありますように(仏様の導き)と、言うことです。
タブーな宗派も中には...必ずしもではないですが。
いくつかの宗教、あるいは宗派では、「冥福」の必要が無い。例えば、キリスト教のうちプロテスタントの一部の教派は、死後確実に神のいる天国に行くと考えている。またこれらの教派ではカトリックでいう煉獄や、陰府、冥府、古聖所など呼ばれた死後の世界は想定していない。仏教浄土真宗では、阿弥陀如来の他力本願により極楽浄土へと導かれるため不要。あるいは、信心不足や死者の迷いを指摘する言葉であり不適切とする考えがある。これらに対する無難な言葉として「心から哀悼の意を表します」などがあげられる。
