今年、嬉しかったこともいくつもありました。

例えば、高校生の時からずっと尊敬している研究者に、来て頂いてセミナーをしてもらい、そして大盛況だったこと。
人の繋がりとか、何かの流れとか、もしかしたら必然とか。そこはかとなくそんな気持ちに満たされました。

今年は初めて、企業からの研究奨励費を頂くことが出来ました。
それも、これから力を入れていきたいと思っていた、そのとても自信がなくて、でも必死な分野にサポートして頂けることは、本当に嬉しく勇気を頂いたものでした。
でもさらに、嬉しいことがあって。
尊敬してやまない、というよりもう、お顔を拝見するだけで頑張る力が沸いてくるという方が。この受賞を喜んでくださり、褒めてくださり、なおかつ、その審査員の評価がとても高かったと教えてくださって。
もうこりゃ、石にかじりついてでも・・・この仕事をすすめねば。
有難いことですね。

その他には、ドイツからのポスドクがラボの空気を楽しくしてくれて、そして私の仕事の基礎になる部分をしっかりと組み立ててくれた。
新しく来た人たちがそれぞれ、少しずつ馴染んで芽を出し育て始めていて。
去年からいた人たちは、一回り大きく、頼もしくなって。

疲れきったなあ、一年無事に終わってよかった、という思いは確かにあるのだけれども。
でも、少しぐらいは喜んであげたらいいのかもしれない。
一歩ずつ。だから、最初の一歩を素直に楽しみ喜ぼう。
さて、次の一歩。どちらに踏み出すかじっくり考えるお休みにしよう。
一年が終わろうとしていますね。

本当にあっという間の一年でした。
いつもいつも思うけど・・・でも。本当に今年ばかりは。
ついこの間、一年の始めにあたって何を思おうかと考え。
ただひたすら、前に進もう。ひとつひとつ、前に進もう、と決めたばかりだったのに。

本当に一生懸命生きました。一年駆け抜けたなあ。
もっと上手に。もっとよく。もっと楽にする方法があったんだろう、とは思うけれども。
時にそんな余裕もなく。走るしかない時もある、のかもしれない。

苦しかったなあ、と思う。時々、立ちすくんだっけ。
その度に多くの人に助けてもらった。
いろんな人に勇気づけてもらって、支えてもらって。
本当になんとか、一年を終えようとしている。有難いこと。

仕事面では、まだまだ光が遠いのが現実。
でももしかしたら。
土地を耕し、種をまき、少しばかり芽が・・・見えるような見えないような。
そんな時期に来ているのかもしれない、とぼんやり期待する。
芽を枯らさないように、そして他の芽を育てるように、より一層頑張る以外の道はなく。

それはとっても幸せなこと。

今年、色々考えたこと、迷ったこと、泣いたことは、きっと私の身についているはず。
・・・と信じてみることにしましょ。

さて。実は年始から来年は4回に渡って引越三昧。
出来る限りラボの活性を落さないよう、色々考えて臨まなくては。
・・・って、去年の日記にもお片づけ遺伝子欠損について嘆いた記事がアップされていたわ。
成長してないなあ・・・

後一踏ん張り。今年も頑張りきりましょう。
立場が変わって、人をサポートすることが仕事の一部になってから。

当たり前だけど、自分がどれだけ人にサポートされているか。。。ひしひしと感じられるようになった。
ちょっとした応援の気持ちがとても有難く。どうやって恩返しできるのか。
・・・もちろん、いい研究を・・・頑張ってする姿勢をお見せするしかないのだろうけれど。
それに加えて。他の人をサポートしてお返ししていこう、と改めて思う。
人の気持ちが嬉しくて、思わず泣きそうになるぐらい・・・sensitiveになった気がする。

見る視点が変わることで。
「確立された人々」の、そこに至る苦労や涙が見えてくるようになった、と思う。

道のりは遠いなあ、と思うけれども。
でも、前みたいに、そこへ至る道が途切れているわけではない、と思える。
果てしなく遠いけど。頑張れば辿り着ける・・・ような気がするから。

自分の為に、支えてくれた人のために、関わった人々のために、頑張ろうね。

と、思える日があることに、ただ感謝。ありがたい。
幸せ・・・ですね。本当に。
声を上げて、けたけたと笑い転げて。
ふと、思う。

こんなに笑うことのできることに素直に感謝しましょう。

私は、本当に小心者で恐がりなので。
楽しいことがあると、それが終わることを恐れ。
それを維持することにプレッシャーを感じ。
周りの人は同じぐらい楽しいんだろうかと心配し。
同じぐらい楽しいことを作り出すことができないんじゃないかと不安に駆られる。

本当に損な性格だね。とは何度も言われた台詞。
だって・・・でも・・・そう言われても・・・
と言い訳ばかり、自分自身にしていたけれど。

「ハシが転がってもおかしい年頃」を卒業して久しい今。
笑い転げることがある人生なんて・・・本当に素敵。恵まれているなあと思う。
だいたい、私は、今の環境を自分で選んで。
幸い、所属場所の環境を必要に応じて変えることもできる立場にある。

私に出来ることを目一杯やって。失敗したら反省して。
ただ前に、いや、前と思われる方向に進んでいけばいいんじゃないかな。一歩ずつ。
そんで、笑い転げるようなことがあったら、ラッキー!

当たり前だけどね。当たり前なこと、初めてストンと納得できた。
この週末は、部屋を片付けて。ホットカーペットを敷いて。その上にふかふか絨毯敷いて。
バランスボールを膨らませて。
ハーブの種をまいて。
近くの温泉に行って、岩盤浴まで満喫して。
・・・その合間に、両日ともラボに行ったりもしたけど(笑)

充電できました。また、頑張りましょう。楽しいことを逃さず楽しみましょう。


気がつけば、来年のカレンダーが店に並ぶ時期。

頻繁にレストランを開催してくれていた、タイからの留学生も相次いで帰国し。(とはいえ、論文作成という大きなお仕事はこれからだけど・・・(;´▽`A``)
半年間、本当に頑張って仕事を進めてくれて、なおかつ私を楽しませてくれた、ドイツからの留学生も明日帰国。

学生実習もなんとか終わったし。

6月ぐらいから続いていたてんやわんやも一段落か・・・
しかしまあ、ラボが寂しくなること。
私が、ラボにピチピチの新米で参加したのが一年半前。
その後メンバーの入れ替わりが続きまくり(私のせいじゃないもん!)、気がつけば、4番目の古株メンバーになっていた。

学内のお仕事も、さくさくと入り始め。
「右も左もわかりませんが・・・」という言い訳はさすがにもう使えない・・・か。
とはいえ、複雑な大人の社会。ひとつの事が起きるたびに、自分の価値観がひっくり返され。
何を大切にしたらいいのかさえ、必死に迷いながら選び取らなければイケナイ毎日なのだけれども。ま、日々修行ってことか。

仕事の方向性とか、論文とか。
最初はゆっくりでいいよ、という優しい言葉もそろそろ賞味期限切れの頃。

じたばたじたばた。てんやわんやして、ただおろおろしていただけの一年半だったような気がしているけれども。
ま、その下の土は固まったのかな(笑)
少なくとも、上手にじたばたできるようになったかな。

初心者マークを外して走り出そう。
窓をあけて、風を感じながら、怯えることなく走り出そう。
きっといい時期だと思う。