久しぶりに映画に行こうと思い立ちました

おかげさまで このところ仕事が忙しく この厳しい状況の中とても恵まれていると感謝の日々なのですが 火曜日のスカイプ・ダウン はとても堪えました
なにせレッスンが込み合っている日でしたので

ただ ワタシは SEの夫の力を借りて なんとか復活
そして 夜の生徒さまたちも なぜだか サイン・イン(スカイプでは ログインではなくこう言うようです)ができていらしてて レッスン・キャンセルもなく平常通りレッスンをご受講になられました

Lucky us!! ワタシたちってラッキー!! でした   

でも 土曜日はどっかに行きたい気分
で 先月から見たかった ブラック・スワン (Black Swan)☆☆☆☆◎ を観に行くことにしました

サイトでチェックしてみますと 時間的に シネリーブルの方が良いみたい
で いつものようにゆるゆると行っておりましたら ここはネット予約ができませんので 満席 と言われてしまいました
なんだか そんなに言われるとどうしても見たくなる これってヒトの気持ちでしょかしらん

それで シネマズ・ミントまで歩き 夕方の回を見ることにしました
ウザいチャーミング王子は シネ・コンから5分くらいの学校に通っているのですが 授業がちょうど5時に終わるので ちゃっかりおこぼれに預かることと相成り なんなんだ です

一時間以上 ロビーに座り のんびりビールを飲んだりして過ごし 観ましたです

はい 待った甲斐がございましたですね

これは なんだか得体の知れないどきどき感 に襲われ それがどんどん膨らみ ちょっとずつ挟み込まれるシーンで 思わず えっ 怖~い
ただ 別にホラーではないのですよ これが 
とても良くできた映画でした

ナタリー・ポートマンの演技は 真にアカデミー賞に値すべきものでして 特に 黒鳥 になった時の すごみ は 鬼気迫る大迫力です
だから 題名が ブラック・スワン なのね でした
それに筋で考えますと perfectionist 完璧主義者 ってやはりああなるのね なのですが それを飽きさせず魅せてくれる演出とカメラワークのうまさ に 脱帽

なのになんで 星4つなの? と思われる方もおありと思いますが 実は あのナタリー・ポートマンの白鳥での手の振りが もうひとつ だったのです
もちろん 彼女はバレリーナではありませんし いくつかのシーンは別の人が踊っているのでしょう

ただ 二の腕がねぇ~ ちょっと太いんですよね

もちろん 練習で何度もターンを繰り返すシーンでは バレーを昔習っていたとは言え ほんの素人のワタシには 女優さんがあそこまでする ということで 拍手 なのですが

白鳥 の この方の手の動きを知っているワタシにとりましては ちょっと不満が残りましたのです
この方が有名になってから フィギュア・スケートの選手たちの手の動きが変わりましたもの

   

こちらは ご存知 サン・サーンス の 白鳥 ですが それに合わせて踊っているのは 
旧ソ連がなかなか表に出さなかった マイヤ・プリスセツカヤさん です
これは なんと彼女 御歳61歳のパフォーマンスです

10代だった昔 昔 旧ソ連が作成した チャイコフスキー という映画を観に行きました
踊りが好きだった母と一緒に観た記憶があります

その映画の中でこの人が 白鳥の湖 を踊るのですが その腕の動きと表現力の豊かさに仰天したものです