バイリンガル という言葉にあこがれる人はとっても多いはずです

だれもがみんな ぺらぺらとかっこよく英語を話せるようになりたい と思い
英会話を習いはじめます

ところが バイリンガルへの道は思いのほか険しく 英語に限らず多分どの
言語でも 勉強すればするほどわからないことだらけ になってしまい 挫折することもしばしば

ただ ちょっと待ってくださいましな

戦後 (もうだれも使わない これ? ですが これは 第二次世界大戦後 を指しています) 敵国語 だった 英語 を 中学校の外国語教育のメインに据えて始まりましたわがニッポンの英語教育

最初は大学合格を目指して勉強 そして 最近では 真の国際人育成の要 として会話重視になってきてはいますが 

そんなもんみんなわかっている 

という表現の最たるものが

This is a pen.  

さて この This is a pen. あまりの簡単さに み~んな これはペンです 
なんぞと訳したりしませんね
でも 意味はわかっている そして 言おうと思うと英作文をする必要もなく言えてしまえる 

これがバイリンガルなのです

だれでもみんな この一文においては 瞬間バイリンガル を経験しているのに 英語で考えましょう とかって妙な意味不明表現が世にはびこり そして 振り回されています

I am Japanese.

これを英作文しなくても言える人は この文においてはバイリンガル状態なのです

そうなのです バイリンガルって反射なのです

つまり 英語で考えるとか日本語で考えるとか意識していなくても するするっと通じる英語が英作文しなくても出てきて そういう状態ですと 相手の言うことも聞いた途端にわかりますので それが バイリンガル 

時間は 瞬間 瞬間 がつながったものです
ですから 瞬間バイリンガルがずっと続くのがバイリンガルなのです

バイリンガルのヒトの頭の中って何語? とよく聞かれますが つまりはそういうことですので 何語でもありませんし 何語かも意識していません