心を癒しても癒しても 終わりなく
ふとした瞬間に 傷ついたインナーチャイルドが暴れ出す
それほどまでに 無数に 傷ついていたんだよね
生まれてから何十年と 繰り返し 傷ついてきた事実は 変えられない
涙を流したインナーチャイルドは 心がボコボコに なりながらも
必死で 一生懸命に生きてきた 私の 我慢の痕跡
心の状態が 視覚化できるなら 世の中は
涙と血を流す かつて戦争中の 無数の負傷者だらけかもしれない
その中に キラキラと 燦燦と 内側から 光り輝く
自己発光する魂は 果たして どれだけ 今 いるのだろうか
お母さん あなたも 知る由もないでしょう
自分の心と 向き合わずに あなたの心の渇きがもたらす弊害によって
あなたが 生きてきた 無数の無意識の言動に
わが子の心が 激しく痛んで 歪んで 血を流しながら
繰り返し 傷をつくりながら 耐えてきたことを
あなたも 同じ犠牲者ですね 仕方なかったんですよね
必死だっただけなんですよね
でも 子である私も あなた以上に 犠牲者になりました
私も兄も 365日24時間 何十年 四六時中
心から血の涙を流し どれほど 頑張っていたか
幸せな家族の象徴的 模範的 理想的
立派な 素晴らしい両親を 世間に演じきっている
あなたは知らない 父も知らない
完璧な子育てをしたと 思い込んでいる 両親
一番近くにいて 一番誰よりも 子の心をわかることのない 遠い存在
やり場のない感情のゴミ箱役も 一家の問題解決係も
カウンセラー役も 自分の心を ざくざくと 殺し続けて
感覚を閉じてまで あなたの 操り人形になることも
全て どれほど 大変だったか 考えたこともないでしょう
重たい重たい 被害者の役 複数の沢山の役割を
根こそぎ脱ぎ捨てて 私は生きていく
悲しみの源が かつて 目の前にあった 親であったとわかった時から
一生かけて 私は 自分の癒しに 励んでいくことを 誓った
心を癒し終わるのが先か 自分の残りの命が朽ちるのが先か
先の事は わからなくても
世代間連鎖の 深い闇に気づいて 食い止めた事実は 素晴らしいこと
私の才能が 健全に 世に出るのは いつの日か わからない
ありのままに 生きていくというのは どういうことか
わからないまま 外側の世界に振り回されて 疲れ果てても
私は そんな状態でも 生きている価値がある
あなたの為に 頑張り続けたことが 私の根源を削ることならば
もう迷うことなく 離れて 生きていく
子は ペットでも 操り人形でもない
親の為に その役を 必死で演じたけれど
もう そんな私は いらない
長い長い間 ずっと 感性も 感覚も 感情も 押しつぶして生きてきたから
訓練しないと 本当の ありのままの 私が 出てこない
自分を取り戻すことが どれほど 困難か あなたには わからないでしょう
それでも 私は 諦めないのです
親不孝な子だと思って 思い存分 非難すればいい
たとえ 真実を見ようとしなくても
いずれ わかる日が来るでしょう
あなたの魂が 気づく日は 恐らく 魂に還った時であっても
私は 私であることに 誇りに思って
他者より 自分を優先できるように 意識しなくても できるようになる日まで
私は 諦めない
ただ この習慣を 味わって ただただ 生きていきたい
生きづらい世の中が 変わることを待っていたら
先に 私の寿命の方が 尽きてしまう
40年も 苦しみに費やしたエネルギーと 労力は
必ず 宝に変えて 飛躍するバネに 変える
苦しみ全てから 解放されたい
そして 私の素晴らしさを 開放させたい