重度アダルトチルドレンだと知ってから 七年が経った
とはいえ 未だ 回復の途中…
今でも 思考癖やら制限やら 時々 出てくる(少しずつ緩くはなっている)
人との 適切な境界線も 試行錯誤の連続
近づきすぎたり 遠くなりすぎたり
時には 怒りに囚われたり…
感情との付き合い方も 自分の心の満たし方も
どんなことも 赤ちゃんの歩みのように ベイビーステップ
出来事から 割と早い段階で 気づけるようには なってきたけれど
潜在意識を 新しい習慣へと 書き換えていく作業は 地道な作業
完璧主義を 長年 やってきたから 緩めるコツが よくわからない
ただ ひとつ これかなと 自分で思うことは
過酷な環境の中で 私は 自死を選ばずに 苦しみながらでも 生きてきたこと
そんな 私を 私自身が そっと どんな時も 抱きしめてあげること
些細な失敗も 上手くできない自分も どうしようもなく ダメだと感じる自分も
条件を付けずに ただただ 認め 受け入れ 抱きしめてあげること
親からは 条件付きの愛情しか 愛情という名の束縛 支配しか
もらえなかったから その癖が 心に染みついているけれど
どんな自分でも 親から 認め 肯定して 愛してほしかったように
自分を 愛する それを 自分にしてあげること
完璧主義者は これが なかなか ハードルが高い
ずっと 頂点を目指して 100%達成できないと ダメだと
自分に 烙印を押してきたから
でも 少しずつでいい 自分にやっていこう
そんな気持ちで 毎日を生きている
できない日があってもOK できる日があったなら ラッキー
思考を止めて 五感を感じて ただ この瞬間を感じていたい
私の人生の方向性が 大きく変わる 最初の一歩は
あの時 開き直れたこと
人生が上手く行かない事の連続 パワハラ ブラック企業
理不尽な出来事や人に 囲まれて
誰も 味方がいなかった あの頃
うつになって 休職した
休んで 強力な薬を飲んで 強制的に思考を停止させる
脳の中の 変な違和感が ずっと嫌だった
薬で ぼーっとした頭で 外を散歩する
風に吹かれて 暖かい太陽の日差しを感じて
抱きしめられているような気がした
心のどこかで 「もういいや」「この私でいいの!」
「うつになったからなんだ?」
「この私で嫌だと言う人にはこちらから願い下げ」
「これが私なんだから、それでいい」
そう思って 開き直った (※うつは完治)
その後 それから出会った人達には 変に引け目を感じることがなくなった
そんな時に 現れたのが 夫だった
共依存者は 恋愛でも 盲目的になり ダメ男にひっかかりやすい
でも 夫とは 共依存には ならなかった
自分が嫌だと感じることを 躊躇なく言えて
私の感じるまま 自然なまま ありのまま 対等な立場でいてくれる
一緒にいることが とても ふつうで 違和感がなかった
生まれて初めて 対等とは こういうことかと 実感した
夫と一緒になっても 最初は 心の中は足枷だらけだった
結婚後に 私の人生が上手く行かない 原因を知ることになる
アダルトチルドレンだと 母が原因だと 教えてくれた人
その人に導かれて 自分の殺し続けてきた 本当の心と向き合った
ふたつの幸運が重なって 今の私がいる
エンパスで 感じすぎて つらい事も 多いけれど
私にしか できないことがあると そう 実感している
根拠のない情熱に向かって 進んでいこう
どんな未来が 待っているか 今は わからなくても