生まれてから 随分 長い間
自分の心の奥底に沈めていた 熱い熱い想い
湧き上がる情熱 無条件に これがしたいと思うこと
私が 私であることを 強く感じられる何か
それを ずっとずっと 心は 渇望していた
自分自身であることが 許されなかった 機能不全家族の中で
魂に直結する 魂が喜ぶこと それを表現することは できなかった
私の才能や 魅力 人格 生きがい 情熱
それらは 家族の為に 貪るように 使われる
私の血の繋がった原家族は 私が 何か役割をこなし
私のエネルギーを 家族の為に 注ぐことでしか 私を認めない
家族全員の 感情のゴミ箱 価値観を押し付け 私の人格を否定し
愛情という名の言葉で 支配する 関係性
私は 自分の心を捨て去り 自分以外の人の為に生きた
不安定で厳格な家庭を 立て直すことを 自分の役割だと捉え
家族間の問題の解決役 カウンセラー 調整役 いないふり 優等生
多くの役割を担った
長い年月の中で 私の心は 適応する為に
たくさんの歪みを増やしながら 魂を溶かしながら 生きてきた
40年余りもの年月の間に 苦しみが どんどん 降り積もっていく
もう 限界だった 瀕死だった
たとえ 見た目には 普通に 幸せそうに生きているように
世間からは 見えていても 心の中は ボロボロにひどい状態なのに
洗脳中の私は 自分の限界さえ わからぬほど 家族に心血を 注ぎ続けた
そんな 私の魂の 苦しみを 原家族は 1mmも 知らない
だけど 私は たった二人だけの 味方を得て 人生の方向転換を図った
私を 対等な立場として 生まれて初めて 扱ってくれた人
それは カウンセラーと 私の夫だった
たった二人との 出会いが 私の魂の蘇りを促した
私は ずっと 自分の事を 心のどこかで 諦めていなかったのだろうと思う
死んだように 空っぽな心で 空虚に生きていても
それを 信じていたから 死を選ばずに 生きてこれたのだと思う
私が この両親を選んだ理由は
必ず乗り越えて 魂を 飛躍させる為だったのだろう
親は 変わらない 私の心を 理解することは できない
親への期待や願いを そっと手放して 自分に集中する
親の存在を忘れるほど 親への恨みつらみを 忘れるほど
自分が やりたかったことを 無我夢中でやる
親への 最大の恩返しは 親を喜ばせることではなく
自分自身が 幸せに生きること
あなた自身を あらゆる制限から 解き放ち
ありのままの 輝いたあなたで 人生を 謳歌することです
あなたらしく 生きることを どうか 諦めないで