洗脳中の私は、暗くて狭く険しい洞窟の中を何も持たずに、歩いているようだった

 

 長い長い時を経て、一筋の僅かな光が見えたのは、つい最近のこと

 

 抑圧してきた感情達は、年数とともに、とてつもなく大きくなっていて

 

 自分で解決することは、できないくらいの大きさと深さになっていた

 

 魂の、ありのままの私へ…  

 

 「大切なあなたの存在を無視し続けて、ごめんなさい」

 

 「私が、あなたに気づかないままで、一体誰が、あなたを救えるのだろう」

 

 「大切なあなたを救い出し、あなたを幸せにできるのは、他でもない私なのに」

 

 私に与えられた試練は、本当の私に還るために必要な出来事

 

 過酷な体験を、「宝」に変えられる日は、いつ訪れるだろう?

 

 まだわからなくとも、いつかは訪れると信じよう

 

 回復への道は、小さな小さなベイビーステップ

 

 ひとつひとつ、自分を励まし、褒めたたえながら、回復への階段を登っていこう

 

 いつか見える景色は、どんな景色かなと、楽しく想像しながら

 

 いま、この瞬間を大切に生きよう