8月も今日で終わりというのに、もの凄い暑さですね!!


そんな最中でも着々と植物たちは季節を刻んでいっているようです。
今日はベランダの綿花のお話。
皆さんは着ているTシャツなど、コットンのお洋服の原料は綿花という農産物だという事を
意識した事はありますか?
綿(わた)や糸の状態は想像できても、それがどんな植物でどのように育っているのかは
見た事が無い方が多いと思います。
私も、洋服の仕事に携わっていて、育成途中の綿の花や収穫されたコットンボールは見てはいましたが、種から収穫まで一貫して育成状態は見た事がなかったのです。
(まあ、日本ではほぼ生産していないのに等しいので、見た事がなくて当たり前なのですが)
今年の4月、福島でオーガニックコットンのプロダクツをやっている、わ田やの渡邊さんにアースデイで再会しました。
彼女は今震災後の福島安達でオーガニックコットンを育てるプロジェクトも主宰していて、協力していただいている農家さんの畑でコットンを育てるプログラムをやっていたのです。
いい機会ですし、福島の新たな農産物としてオーガニックコットンを育てるお手伝いにも参加したいと思い、アースデイで撒いた種を5月に畑に定植するときに参加してきました。
(スープレルースのFacebookページで少し上げていたので、見ていただいている方もいらっしゃるかと思います)
そのときいただいてきた苗を5月からベランダの植木鉢で育ててきました。

*アースデイでまいた種を、、(こうやって、まずは苗箱で育てるそうです)

*福島安達での定植のお手伝い

*いただいた苗をベランダでも育て始めました。

*ぐんぐん伸びて7月には50cmくらいに成長!!つぼみもつき始めました。

*7月末頃から花が咲き始めました。朝はクリームがかった白い花が夕方しぼむ頃にはうっすらピンクになる様が、とてもきれいでした.


*しかし、ことしの夏の暑さは植物にとってもかなり過酷だったのでしょう。
葉は枯れてくるし、花が咲いた後、実にならず落ちてしまう物も多く。。
やっと8月もお盆の頃から、かろうじて残った美が大きくなってきました。

*おととい、ついにはじけました!!

中から白いわたが見えています!!

*8月最終日の今日はこんなにコットンボールがはじけて、完熟してきています

このわたから始まって糸を作り、織ったり編んだりして洋服ができるというのはとても不思議ですね。
ありきたりですが、この植物を見てはじめて糸にしたひとはすごいなと思います。
そして、植木鉢で栽培するのですら病気や虫にやられたり、暑さでで枯れたりと手間がかかる中
無農薬有機栽培で、がんばって栽培している農家の方の事を思うと
本当、頭が下がる思いがいたします。
江戸時代には日本でも綿花栽培が盛んだったのに、今はほぼ100%原綿は輸入です。
食物だけでなく、衣料品の自給率の低さの問題も本気で考えていきたいですし、
MIDE IN JAPAN と書いてある衣類も、実は原料は海外からという事も意識していきたいですね。
はじけた綿花を見ていたら、、「大量生産大量消費ではなく、もっと大事に物作りをしていかねばいけないよ」と、コットンボール様に諭された気分になってしまいました。
福島のコットンプロジェクトは、その後なかなか予定が合わず、参加できていないのですが
福島の方は多分10月末ごろが収穫期のはず。
沢山の白いコットンが畑で実った様子は、さぞ美しいことでしょう。
もし予定が合って、収穫に行けた際にはブログでご報告いたしますね。
明日から9月ですが、まだ猛暑日も続きますので皆様ご自愛くださいませ。