もったいない」

…という言葉。。


よく使いますよね。


特に最近、SDGS?って言葉もあったり

活動もあったり 心構えというか…


その意味のもったいない…ではなく

はっきり言って 

お金の話。。


自宅で小さいながらも

ピアノ、エレクトーンなど音楽教室をしています。


お月謝という形で レッスンの対価を頂いています。


数ヶ月前のこと…

レッスン生のお母さんから電話…🎵


以前から心配はしてましたが

やはり 小学校2年生のNくん、なかなかお家で練習しない😭との相談。。


私ももう30年以上この仕事をしていると ああ、ちょっともう、無理そうかな?という動物的な勘はします 笑


とてもハキハキされたお母様で お一人で 二人の男の子を大きくされていて なかなか時間的に、そして経済的に、気持的にも余裕がない様子です。

私に対してはいつも 尊敬の目を向けて下さりよく話も聞いてくれて 私も 二人の子供を女で一人で大きくしてきたので 気持ちも分かり合える所もありました。


そして話の後半に こんな言葉が

「これじゃ、金がもったいないな〜って思うんです!」と。。


少々、耳を疑いましたが 気を許してつい、口に出た!って感じでした。


その後 この代わりに 弟さんがレッスンに来られるようになりましたが やはりすぐ辞められました。

残念です。


何年か前に

こんな

「もったいない」

がありました。


詳しく書くと長くなるので かいつまんで…


以前はヤマハのグループで一緒だったお友達が

うちで個人レッスンを受けるようになり、そのうちの一人が やはり練習がだるくなったのか 辞めることになりました。


もう一人の生徒さんのお母さんからある日、

〇〇ちゃん、頑張ってる?って聞かれたので

辞めちゃったんですよ〜って話したら


「あら、もったいない…」

お月謝って8000円とか9000円位でしょ?


それを頑張って払って続けさせてあげると その子の将来は音楽で豊かになるし…

お金じゃ買えない 宝物が手に入るのに〜

まして〇〇ちゃん、上手だったし…


…と。。


つい この前、Nくんが辞めた時に 後者の意見を言ってくれて Kちゃんママを思い出しました。

色んな


「もったいない」

…が あるんだなと。。


もちろん、ご家庭の事情もあります。


芸術を習うって 10000円のお月謝払ったから翌月 それが成果として出るか?と言ったら

それは99%ありません、

見えないものです。


それに お金をかけるのは…という方もおられるのは確かです。


5年経ち、10年経って 少しだけ 宝物が見つかるかもしれません。


そんな 見えるか?見えないか?のところで私は

仕事をしています。


でも 音楽を習わせてくれた 両親には

感謝しかありません。