耳鳴りがしてる。
いつからか。
なぜなのか。
でも
知るべきは
いつまでなのか。
耳鳴り。
人には聴こえず
感じるだけの現象。
だんだんと大きくなる。
気のせいかな。
気のせいだな。
少し横になろう。
目を閉じて
耳鳴りに意識を傾けてみよう。
ちりりん。
ちりりん。
季節外れの風鈴。
揺らす風はどこから?
過ぎ去る風はどこへ?
また無意味な事を考える。
すれ違う人を考えるのと一緒。
ま、あまり外出はしないけれど。
ちりりん。
ちりりん。
鳴り響く風鈴。
今の自分には
とっても
耳障り。
ちりりん。
季節外れの風鈴。
揺らす風はどこから?
過ぎ去る風はどこへ?
また無意味な事を考える。
すれ違う人を考えるのと一緒。
ま、あまり外出はしないけれど。
ちりりん。
ちりりん。
鳴り響く風鈴。
今の自分には
とっても
耳障り。
壁が。
天井が。
床が。
カーテンが。
ベッドが。
シーツが。
枕が。
花瓶が。
活けられた花だけが
青。
点滴が落ちる音。
風に揺れる前髪。
めくられる本。
物語は進む。
時間は行ったり来たり。
過去を振り返る。
積み重ねで生まれた自分。
白い。
白い。
白い。
病室。
何はともあれ
退院です。
天井が。
床が。
カーテンが。
ベッドが。
シーツが。
枕が。
花瓶が。
活けられた花だけが
青。
点滴が落ちる音。
風に揺れる前髪。
めくられる本。
物語は進む。
時間は行ったり来たり。
過去を振り返る。
積み重ねで生まれた自分。
白い。
白い。
白い。
病室。
何はともあれ
退院です。