今日Amebaで初めて投稿するが、そのきっかけは昨夜の大岡山「Goodstock Tokyo」でのライヴだ。親しくしているアーティストを聴きに初めての箱だったが、初めてのアーティストと出会う一期一会の楽しみもあるのがライブハウスの魅力だ。12年後の3/11、三度目の優勝を目指すWBC中継、と極力国民が出不精になりやすい?夜に出かけていき出会ったアーティスト達はそれぞれ個性的な魅力を発揮されていた。「Rinan」「B hat.on」「奥ひかり」、ピアノやギターでの弾き語りで三者三様のオリジナルの楽曲を披露された。私も洋楽中心のカバーバンドをやっているせいもあるが、シンガーソングライターの作品に対しては個人の好き嫌いがはっきり感じてしまう中、それぞれの魅力を素人ながらに分析しながら聴かせてもらい、頭の中で評論してしまう悪い癖でもある。トップバッターの「Rinan」さんは兎に角ユニークで個性的な楽曲を作られる方だ。歌い方も独特で思いのままに音を巧妙に紡いでいくというか、聴き込んでいったら癖になりそうな感じ。「B hat.on」は仲間でもあるので勝手知ったるデュエットだが、この一年驚異的なライブスケジュールで経験を重ねておりどんどん自分達のスタイルが確立しつつあるように思う。最後の「奥ひかり」さんだが、まずは心理カウンセラーの肩書を持ちながらのシンガーソングライターということで、まさに二刀流だ。ピアノのテクニックだけでもどれほどクラシックをされているのかと想像がつくほどで、さらに声質も個性的で自分の世界観を持っていらっしゃる方だ。そんなお三方のライブなのだが、冒頭に書いたようなタイミングでの夜会に足を運ぶ方が少なく、それぞれのパフォーマンスに見合わない観客にこちらが恐縮してしまうような状況が残念だった。でも彼らはそんな状況は多分珍しくもなく、淡々と現実と向かい合いながら日々沸き起こる喜怒哀楽を五線譜に乗せて創作していくのだと思う。そんな彼らにまたエールを送る機会があればと思いCDを購入させてもらった。それらを流しながら自分の思いを綴ってみたが、気紛れで行動した3/11の夜はとても意義のある時間になった気がする。
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