運転をする人は分かると思いますが感覚的に10回に1~2回は運転中や着いた先、あるいは帰宅時に不都合なことが起きます。それは運転ミスやヒヤリハット的なことが多いですが、他のドライバーや通行人に理不尽な思いをさせられることもあります。

 

私はいつも方位をメモしていますが、このような不都合が起きたときの半分以上、おそらく7割は気学の五黄や暗剣が関係していることを再発見しました。

 

 

単純に五黄に向かって移動したことで不都合が起きたということならわかりやすいのですが、そう単純ではないようで五黄の発動条件はバラエティに富んでいます。その特殊なケースがいくつかたまったので羅列してみます。

 

ケース1

 

「日」で西の五黄殺方位に向かった。20キロ程度の移動なので時盤は五黄は避けて出発した。しかしその方位に五黄が巡る「時」に、ややトリッキーな交差点に惑わされて進路違反してしまい、隠れて取り締まっていた警察官に交通違反切符を切られてしまった。通常、日の五黄はその日のうちには出ないと思っていたのだが、日と時の絡みで影響が出たという仮説が立てられる。あまりにも見事なタイミングで墓穴を掘ってしまった。

 

ケース2

 

「日」「時」ともに西の暗剣殺(九紫暗剣)となる方位に向かった。これも距離は20キロ程度。そして九紫が中宮となる「時」になって交通上とばっちりのような形で2度、驚くことが起きた。暗剣殺とは五黄の反対側の方位でありちょっと出かけるくらいなら日常的に取っていることが多い。たいていはなんの問題もない。しかしこれも九紫となった時において日と時の絡みが出るがゆえに痛烈に暗剣殺現象が出たと考えられる。まさに突発的である。ちなみに起こったことは通行人に罵声を浴びせられたことと、駐車場でよその車が急発進してきて危うくひかれそうになったことである。

 

ケース3

 

一白の「日」、五黄の「時」に北(一白)に向かった。これも20キロ程度だ。帰宅時に駐車場内事故を起こし対物賠償160万円以上(保険カバー)に加え、車の修理等で5万円ほどかかった(実費)。日盤の北は暗剣殺になり、時盤は五黄の時に日盤中宮と同じ一白へ向かって出発をしており、日と時の絡みによって重殺として方位を犯したのだと考えられる。

 

以上、サンプル数は少ないのですが、もともと少ないサンプルの中で特殊なかかりかたで五黄暗剣が絡んでいることはわかります。いずれもメンタルに来るのが特徴で場合によっては物損が生じますが、不可抗力的に否応なしにそうなってしまうという感じで気をつけようがなく不都合が起こるのが特徴です。

 

「日」と「時」が連携することでいつもより危険度が増すのだろうと思います。五黄さえ避ければいいと思っていましたが、実際はそう単純ではないみたいですね。

 

幸い日時の絡み程度なので一過性の不都合が起こってすぐ過ぎ去りそこまでひどいことにはならないですが、これが年月の絡みだとどうでしょうか。かなり大変だと思います。

 

たとえば奇門遁甲だと、今月の西は大吉。それもけっこうな大吉です。奇門遁甲しか見ていないとこれはぬか喜びです。気学だと、年盤が三碧中宮、月盤が五黄中宮なので、年月で五黄が連携している方位が西となり、ひょっとしたら要注意なのでは?と見ることができるかもしれません。実際のところどうなるかはわからないのですが、引越はちゃんと気学もみたほうがいいですね。

 

気学の現象がきっちり出るケースだったので、今後はより気をつけると思います。気にしない方がストレスがないのですが、気にしなくても変なことが起こるためにあとで調べてみると、あ~やっぱり食らった!って分かってしまうものなので、結局気にせざるを得なくなるという。下手すると人を不自由にする気学などの方位学ですが、狙い球を絞るのなら使い勝手はあるのかな。

 

運の盤石な人は問題ある方位を自然と避けているので、気にしないでいられるならそれにこしたことはありませんが。私は気ままに動くと時折危ない目に遭うこともあるようで旅中安全、旅先安全の一貫として気をつける思いを強くした次第です。