目の前に起こっている
受け入れがたい出来事は
自分の潜在意識の
間違った思い込みを
映し出している
だれだって
病気が嫌だ
健康がいいに決まっている
でも
健康が得られないのは
健康であることより
病気であるメリットの方が
大きいと思い込んでいるから
いざ再び
即座に入院して
治療をしなければいけない
事態にまで追い込んだ
そのメリットは
一体何?
どう足掻いたって
今回は仕方ない
治療するしかない
そうするしか手立てがない
と「降参して」
ハラをくくって「決めて」
入院の用意をしながら
ふと湧いてきた感情
「やっと楽に自由になれる」
むかしむかしの
遠い過去生に抱いた
そっくりそのままの
安堵感
自分自身への
罪悪感と怒りの原点は
今生で
とっくの昔に
気付いていたのに
いまだ傷が癒えない魂が
自分を責めに責めていたこと
肉体がギリギリの
飽和状態になるまで
そうやって
自らを破壊してまで
私が欲しかったものは…
安心と自由と楽しさ
愛と豊かさと…
人生における喜びのすべて
皮肉にも
自分を痛めつけて
自分の命を削ることを
引き換えにして
それを得ようとしていた
メリットはここかぁ…
もちろん
それは真実ではない
偽りでまやかしなのだけども
でも
そうするしかなかった
悲しさもまた
自分への愛だった
今日はここまで