成長の日々 | そうちゃん日記 

そうちゃん日記 

聡太郎は生後10ヶ月で拡張型心筋症と突然診断されました。
海外での心臓移植手術を目指した日々。しかし、移植手術を受ける事は出来ませんでした。
経験しなければ伝えられないことがあることを感じ、聡太郎の残した何かを伝えられたらと思います。

毎日、毎日、新しい出来事が訪れる瞬間に感動しています。
普通に一人で乗れることにも驚いていたら、乗る位置がアップ!!
得意気にも見えます(笑)。
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ズボンや靴下など、履くものと理解はしているけれど・・・
自分で履けないので、眺めたり、上下に履くような動きを見せてくれます。
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初めて、三輪車に自分以外のものを乗せて満足していました。
ブロックの蓋なのですが、落ちそうになると自分で支えたり位置を戻したりしながら、前後に動かして遊んでいます。
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今日も、掃除のコロコロで床を掃除できたり、スプーンでご飯を食べられたり、絵本を選んで自分で持ってきて読むことを催促できたり。
お風呂では、お風呂のお湯を自分の手やスコップのおもちゃで汲んで飲んでしまったり・・・。
歩くこともできるのに、急ぐ時には高速ハイハイで迫ってきます。
全ての新しい瞬間を写真に残したいのに、あまりにも素早い成長と変化の日々に残しきれていないのが悩みでもあります。

次男の素晴らしい成長の日々を見守りながら、つくづく感じること。
それは、聡太郎の生後10カ月からの日々ですが、入院してから「本当に可愛い時期なのに・・・」と言われたことがありました。私には、本当に可愛いくて仕方のない聡太郎でしたし、素直に「そうなんです。」と受け答えていましたが、相手の方が言われていた「可愛い時期」の意味する可愛さが分かるようになりました。

聡太郎に出来たであろう様々なことが、病気によって出来なかったこと。
それでも、あんなに可愛く愛しくあった聡太郎。
そして、今、元気いっぱいに育って、多くの事を教えてくれる次男に感謝の日々です。

この日々の喜びや感謝は、聡太郎を支えて下さり、私たち家族を支えて下さった多くの方々のお蔭と常に感謝しております。