「雨」
昨日は晴れていたのに、今日は雨でした。
でも、聡太郎の悲しみの雨だとは思いません。
聡太郎との別れを悲しんでくれている方々の涙が雨になり、
聡太郎に届いたのだと思います。
火葬が終わったら雨も止み、空に光が射し込みました。
聡太郎に皆様の気持ちが届いた証のように感じます。
ありがとうございます。
聡太郎が、やっと、私の腕の中に戻って来ました。
悲しみは乗り越えないといけない。と、思っていました。
しかし、そのような私の気持ちを救うように・・・
「悲しみを乗り越えようなんてしなくていいんだよ。
だって、悲しいんだから。
それを乗り越えようなんてしても、ハードルが高すぎるよ。
乗り越えようとしなければ、そのハードルもないんだから。
悲しいんだから、悲しいままでいいんだよ。
それでも、生きる事はエンジョイしないといけないよ。」
と、私に贈って下さいました。
悲しみは乗り越えるだけでなく、寄り添っても歩んでいけることを教えて頂きました。
誰もが深い悲しみと共に歩んでいるのかも知れません。
子どもを失ったのは、私だけではないのです。
今日、斎場に戻りましたら、
聡太郎に贈られた花を寄付するか、持ち帰るか、と、確認されました。
最初、生花を寄付したらどうするのか、想像が出来ませんでした。
後で斎場の方から
明日、6歳のお子さんの葬儀がありますが
貧しい家庭のお子さんの葬儀なので、その葬儀に花を使っても宜しいですか?
ということを聞かれました。
是非、使って頂きたいと、花を寄付させて頂きました。
聡太郎のために贈って頂いた方々の気持ちが、
アメリカでも次の方に贈ることが出来ました。
ありがとうございます。
そうちゃん。
そうちゃんの募金も
そうちゃんへの気持ちも
次へ次へと繋がって行くんだよ。
本当に素敵だと思うよ。
そうちゃん。