平野眞悠（まゆ）です。
人は誰でも人生を変えられる！
たくさんの方がおっしゃっていて
もうすっかり手垢にまみれたような
フレーズですが、
本当にそうだと思っています。
なぜなら私でも変えられたから、
です。
「私でも」と言いたいのは
理由があります。
理由の１つは生まれ育った環境です。
人は環境の生き物、
と言われていますよね。
どんな環境で育ったか？
どんな環境に身をおくか？によって
その人が持つ価値観に大きく影響を
及ぼします。
そんな視点で読んでくださると
わかりやすいと思うのですが、
まず、
私が生まれ育ったのは、
『ど』がつくほどの田舎です。
周りが山々に囲まれ、
人口で言えば、
市町村合併が終わった
今ですら１万人にも満たない町で、
実家からの徒歩圏内には
信号機もコンビニも、
自販機もないところ。
バスもかなり前に廃線
になりました。
そんな町ですから、
もうずいぶん前から
超高齢化社会に突入していて
高齢者の方が地区を守るために
とてもがんばってくださっている町
でもあるけれど、
逆に言えば、
かなり古い価値観で成り立っている
町でもあります。
そんな町で生まれ、
18歳まで育った私ですから、
相当保守的だったし、
相当古い価値観を持った状態で
大学に進学したのです。
大学も人口２０万人にも
満たない町にある
地方の大学でしたから、
一人暮らしではあったけれど、
基本田舎暮らしのまま。
一人暮らしも
なんと、６畳一間の「下宿」
だったんですよ。
（今では下宿なんてないのかな？）
両親からすれば、
私を「アパート」や「マンション」
に住まわせるなんて発想はなく、
私もそういうもんだと思って
キッチン・バス・トイレが共同の
下宿住まいだったんです！！
（平成の初め頃のお話です）
当時、まだ「下宿」もそこそこ
ありましたが、
アパートやマンションに住む
学生も増えてきた時代です。
私は生まれてから20年あまり、
こんな風にとても古い価値観を
持って生きてきたんです。
就職してからは
仕事で上京する機会も増え、
新しい情報、新しい価値観に
触れる機会は結構ありましたが、
失敗が許されにくい職場に
身を置いていましたから、
何事も無難に、
冒険はしないで、
慎重にする方がよい。
そういった価値観を強く持って
いたんです。
つまり、
安定した収入の仕事を辞め、
収入が不安定で、
認知度が低い（特に地方では）
起業をするなんて
そんな冒険的な発想は
生まれにくい環境にいた、と
いうことなんです。
そんな状況から
人生の方向転換に
踏み切った私ですから、
「人生を変える」という視点から
見ると、
スタートラインの地点で
マインド的には結構なハンディーキャップが
あったのではないかな？と思うのです。
だからこそ、言いたいのです。
古い価値観、安定志向など
人生を変えにくい要素が
盛りだくさんだった私ですら、
人生を方向転換することができたのだから、
もしも人生を変えたい！
そう思う気持ちがある方ならば、
誰でも変えられるんだよ、って。
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