例えば、身近な人が大変な思いをしていたり、
苦しんでいるとするよね。
その人が泣いていたり、
すごく落ち込んでいるのを
目の当たりにしたら
ついつい慰めてあげたくなるよね。
私も「あ～、可哀想!」って
めっちゃ、やっていた。
でも、ここで気をつけてほしいことは
共感はしていいけど、
【同情はしない】ということ。
なぜかというと、
同情って優しさのように感じるかもしれないけど、
相手を見下している行為なんだよ。
相手の力を認めていないってことなんだ。
同情されれば、
相手は一時気分が楽になれるかもしれない。
でも、また同じことで悩むことを繰り返すよ。
相手が何かで苦しんでいるときは
成長や進化するタイミングだからなんだ。
自分にとっての間違った思い込みや感情を
手放す時期なんだよね。
本人は無意識で
変わらないといけないって
わかっているんだ。
でも、変わるのが怖いから
何かを理由に逃げたいの。
で、同情されると逃げられる。
「あなたは悪くないよ」
「それは仕方ないことだよ」
「責任はあなたにないよ」
と言われれば、逃げを肯定できる。
同情された人、同情した人は
同じ意識に固定されるようになる。
しかもグッと重さで
下に意識が持っていかれる。
沼にハマるように、
同情はお互いのエネルギーを
落とすことになってしまう。
力のない存在だと
お互いが強固させてしまうんだ。
私たちの生きている目的は
間違った思い込みや感情を手放して
意識をどんどん軽くして
現実を変えていくことなんだ。
もっと豊かに幸せになるために
ワンステージごと上げていくんだ。
同情は自分と相手の力を奪うだけではなく、
間違った思い込みや感情を強化して
意識を下げてしまう行為だよ。
だから、同情はやめよう。
相手の力を信じて見守ってあげよう。
