手を伸ばしても 

伸ばしても

届かないものがあるとしたら


手の届くこと

できることを

ひとつ ひとつこなそう。


それが

どんな些細なことでも

単純に見えることでも

意味がなさそうでも

逆のことをしていそうでも

それをこなそう。


途中で

ばかばかしく思えても

諦めそうになっても

決して 遠回りじゃない。


人生に近道なんてないし

遠回りもない。


今できることをこなすことが

あなたの枠を広げる。

それを繰り返すことで

手の届かないと思えたことが

気がついたら

目の前にあった・・・

なんてこともありえるよね。


近道をしようとするから

そのことが遠くなる。

距離がいっこうに縮まらなくなる。

大きくなる。

存在感が強くなる。


目の前にあることを

ひとつひとつこなしていくと

それは近くなる。

距離が縮まってくる。

小さくなる。

存在感が薄くなる。


手に入れられる

その時には

存在感ってあまりないよね・・・

だから

気づいたら 

手に入っていたという感覚なのかもしれない。


手に入れたことが

妙にリアルに感じられることは

本当に手に入れたことじゃないかもしれない。


本当に手に入ったものは

すでにあなたと同化しているから

存在感がないんだよね。

きっと。