こんにちは。6月に入りましたね。
インナーサウンズリマインダー市川淳子です。

すっかり更新の間が空いてしまいました。
いつもお越しいただいてありがとうございます。


年内にプチコンサート企画をしていまして、選曲をどうしようかと考えたり、インナーサウンズリマインドセッションの対応をさせていただいていました。




Gaburiela Andersのボサノヴァナンバーが素敵で自分もこういうのをやりたい、
向いてるよね?とつい、夫に言ったら(家庭内なので何気なく)
まあ、、そうね、、、と言葉を濁した後

Wanting/Gabriela Anders





「かっぽれがママにはいいよ。」










「なんで、そこでかっぽれ?


あ!

もしかして、かっぽれをバカにしている?」




「いいえ、してません。日本の伝統民族音楽だよ、あれは。」




(ですね、夫は私をからかうことはしても音楽をなんであれ
差別はしないと思いました。

存在している沢山の曲の価値評価には独自の考えがあるようですがそれは、ひとそれぞれの好みということで、けなしているというのでもありません)





「どうして、私にかっぽれが似合うというの?どういうところが?」





「あなたはニコニコしちゃうから、元気があって勢いよくやるのが似合うと思ったの。
(我が家の)娘のようにあんまり笑わないで いられる人とは違うから、こういうさらりとした音楽をするのは不得手かなと。」




あーら、ブランディングの分析出来てるじゃないの。
ボサノヴァはキャピキャピするものではないということ、ね。





確かに。





「だってね、私は楽しくなっちゃうの。楽しいと笑いたくなっちゃうの。」



「そうだよね、歯止めが効かない。そういう人にボサノヴァを歌えるかな?」




話を聞いていた娘も違う視点から口を挟んできました。



「自分にこれが似合うと思うなんて良く自分で言えるね自信家なんだね~




「自分の自己分析の一部ですよ。自信で言ってるんじゃなくて。」

(演ってみたい、こんなことしたい、こんなの着てみたいってみんな言いましょー
言うは自由なんですから。そこから全てが始まります。)



応戦できなくなったので夫へ向けて


「あなたはそんな風にかっぽれの世界を語れるの?」






「語れないね」












私はボサノヴァに憧れがあって、10年位前から教えてくれるところを探したり、ポルトガル語を勉強しようとしたりしましたが結局実現出来ませんでした。


ボサノヴァを英語で歌う方も多いですが、違うものになってしまう感覚がします。


ボサノヴァはポルトガル語で歌うもの、言葉も含めて完成と思えるのです。


なので、プラジル人の歌手を大好きですが自分にとってはハードルが当然高いものです。


アントニオ・カルロス・ジョビン

ジョアン・ジルベルト


イヴァン・リンス


ミルトン・ナシメントが一緒に入っています。
ネイディヴ・ダンサー/ウェイン・ショーター




カエタノ・ヴェローソ
Livro/Caetano Veloso










 私「語るは自由として、この演奏を誰に演ってもらうかよね。」
(ここで、急に現実に目覚める)



夫「
グロリア・エステファン
は自分で全部打ち込んでいるらしいよ。」




グロリアエステファンを引き合いに出されてしまったら、もう今日のこの話はこれでおしまい。