今日の一枚は、ずばり映画音楽を紹介してみようと思いますッ☆
映画BLADE RUNNERの3枚組サウンドトラック、
『BLADE RUNNER TRILOGY』
詳細はコチラ
BLADE RUNNERは1982年公開のアメリカ映画で、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』というSF小説を原作とした作品です。レプリカントと呼ばれるアンドロイドと人間との闘いと、その哀しくも切ない愛を描いた作品。
こうやって文字にして書くとありふれた表現になってしまうけれど、恐ろしいけど切なく儚い気持ちになる、他に例をみないとても印象的な映画です。その近未来を描いた世界観も、一度見たら忘れられないようなロマンやスリルがあります。当時はあまりにも斬新的すぎてなかなか大衆には受け入れられなかったようですが、いまなお映画ファンの間では根強い人気を誇っています。
今回紹介するのは、そんなBLADE RUNNERのサウンドトラック。作曲は、ヴァンゲリスことエヴァンゲロス・オデッセイ・パパタナシュー。
BLADE RUNNERの音楽のすごいところは、聴く人の想像力や空想に大きく委ねられる音楽だということ。例えば、スターウォーズやインディジョーンズ など、あまりにも有名な映画音楽を思い出してみると、当然のようにその映画のワンシーンが浮かんでくると思います。そのメロディーを聴いただけで、ひとつひとつのシーンが克明に蘇るんです。
だけど、BLADE RUNNERの音楽は、ひとつひとつのシーンが思い浮かぶと同時に、自然とその思い浮かんだ情景とは別の想像の世界が頭の中に広がんです。そして、不思議とBLADE RUNNERの音楽は、メロディーが流れているというよりも、さまざまな音色が組み合わさってひとつの音楽になっているように感じられます。
幻想的なストリングスと奥深い音色を聴いていると、まるで宇宙の夜の湖を漂っているような感覚になってきますよ特に、Disc1のLOVE THEME
は映画史に残る不朽の名作といっても過言ではないと思います。
ちなみに映画自体も、かなりくせはありますがおすすめ。若かりし日のハリソン・フォードも見れたりします機会があったらぜひどうぞ!