「サバイバルだ」。中畑監督が言う生き残りを懸けた戦いのゴングがいきなり鳴った。初日のブルペンで、外国人2投手を除く全投手が勢ぞろい。今キャンプ最大の焦点、先発の椅子をめぐる競争が始まった。
一番乗りでブルペンに並んだのは三浦に、新加入の尚成と久保のベテラン勢だった。久保は「お互いに意識する? ありませんよ、外野がどう言うのも自由ですけど」と報道陣に冷静に返したが、初日から53球とハイペース。「本来なら10球か20球で終わらせるつもりだったけど、体の使い方の感覚を試したかった」と汗を拭った。
その隣で投げたのは、こちらも新顔の尚成。捕手の後ろの審判に「これはストライクでしょ」と時折笑みを見せながらの47球で初日は締めた。
「楽しくやれた。審判が立っていたので試合みたい。気分も乗って投げられた」。5年ぶりとなる日本のキャンプは上々の発進のようだ。
もちろん、即戦力と期待されるルーキーも引き下がれない。ドラフト1位の柿田(日本生命)は「アピールのため、初日から50球を投げられるように調整してきた」と指揮官らに自慢のカットボールを披露した。
「若い子が多いチーム。負けてはいられない」と38歳の尚成が闘志十分に言えば、柿田は「実戦に向けて自分のできることをしっかりやっていきたい」と燃えている。川村投手コーチいわく、先発争いは「全員にチャンスを与える」という白紙状態。外国人投手らも加わってくる今後のサバイバルから目が離せない。
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DeNA尚成投手(38=カブス)が1日、キャンプ初日からブルペン入りした。球数は背番号と同じ47球。
直球を中心に、日本のストライクゾーンを確認するかのように、主審に「今のボール? ストライク?」と聞きながら投げ込んだ。「若い子もいるから、負けないように頑張っていきたい」と笑顔で話した。
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