ロシア議員 日本への原爆投下を
人類に対する犯罪と同列に置くことを提案
2015年08月06日 07:15
http://sptnkne.ws/8rF
ロシア議会下院最大会派「統一ロシア」の副代表で
国防委員会委員のフランツ・クリンツェヴィチ氏は、
国連を介して、1945年の日本への原爆投下を
人類に対する犯罪と同列に置くことを提案している。
クリンツェヴィチ氏は5日、
原爆投下から70年を前に記者団に対し、
「1945年8月6日と9日に
広島と長崎へ原爆を投下する軍事的必要性は一切なかった。
米国は原爆投下を見せしめのために利用した。
そしてそれは日本ではく、
まずはソ連に対するものだった」と語った。
またクリンツェヴィチ氏は、
「これは野蛮行為であり、その本質において無意味であり、
人類に対する最大の真の犯罪であり、
国連を含めた全ての国際機関が参加する方法で
判定するべきであると考えている」と指摘した。
クリンツェヴィチ氏は、
このような種類の犯罪に時効はないと述べ、
「そのため70年が経過した今も、
この行為を人類に対する犯罪として
公式に確定するのは遅くない。
これと同じことを繰り返そうと思う人が
1人も現れないためにも、
これは必ず実行されなければならない」
と締めくくった。
原爆投下後の広島、長崎を見た駐日ソ連大使の報告書が出版
2015年08月06日 00:07
http://sptnkne.ws/8ks
広島と長崎への原爆投下から70年を迎える今年、
ロシア歴史協会はこれに合わせて、原爆投下の一月後、
現地の様子を視察した駐日ソ連大使の報告書を初めて出版した。
報告書はロシア外交政策古文書館が提供したもの。
8月5日、日本国民にとって大きな悲劇が起きたこの日に合わせる形で
モスクワ国際関係大学の円卓会議で初めて一般に公表された。
歴史研究家らは、大使の報告書は「あまりに価値の高い資料。
今まで見たこともない力と分からない種類の兵器に遭遇し、
生き残った一般市民の状態を鮮烈に描いている」と高く評価している。
ロシア議会下院のナルィシキン議長は、
1945年の原爆を味わった日本の記憶は
ナチスの極悪の記憶に劣らず重要であり、
それを罰せずともよいという幻想はあまりにも
重い結果をもたらしかねないとして、次のように語っている。
「第2次世界大戦時、日本は中国他アジア諸国に対し、少なからぬ戦争犯罪を犯した。だが国際社会は相応に、そして一番大事なことに、文明的に日本の攻撃性 に答えた。東京裁判とハバロフスク裁判の判決がそれだ。このため米国側から日本の一般市民をこうした攻撃にさらすことは許されることではなかった。なぜなら『広島と長崎の市民はこうした犯罪に何の関わりももっていなかった』からだ。」
ナルィシキン下院議長は、
米国の行為を問いただす国際軍事法廷の創設の必要性を取り上げ、
米国の行為は当時、人道性にも軍事的な必要性にも
条件付けられたものではなかったと指摘した。
今年日本は原爆投下から70年を迎えている。
広島と長崎ではそれぞれ8月6日と9日に、
45万人を超える人命を奪った悲劇を
忘れまいとする平和の行進が行なわれる。
人類に対する犯罪と同列に置くことを提案
2015年08月06日 07:15
http://sptnkne.ws/8rF
ロシア議会下院最大会派「統一ロシア」の副代表で
国防委員会委員のフランツ・クリンツェヴィチ氏は、
国連を介して、1945年の日本への原爆投下を
人類に対する犯罪と同列に置くことを提案している。
クリンツェヴィチ氏は5日、
原爆投下から70年を前に記者団に対し、
「1945年8月6日と9日に
広島と長崎へ原爆を投下する軍事的必要性は一切なかった。
米国は原爆投下を見せしめのために利用した。
そしてそれは日本ではく、
まずはソ連に対するものだった」と語った。
またクリンツェヴィチ氏は、
「これは野蛮行為であり、その本質において無意味であり、
人類に対する最大の真の犯罪であり、
国連を含めた全ての国際機関が参加する方法で
判定するべきであると考えている」と指摘した。
クリンツェヴィチ氏は、
このような種類の犯罪に時効はないと述べ、
「そのため70年が経過した今も、
この行為を人類に対する犯罪として
公式に確定するのは遅くない。
これと同じことを繰り返そうと思う人が
1人も現れないためにも、
これは必ず実行されなければならない」
と締めくくった。
原爆投下後の広島、長崎を見た駐日ソ連大使の報告書が出版
2015年08月06日 00:07
http://sptnkne.ws/8ks
広島と長崎への原爆投下から70年を迎える今年、
ロシア歴史協会はこれに合わせて、原爆投下の一月後、
現地の様子を視察した駐日ソ連大使の報告書を初めて出版した。
報告書はロシア外交政策古文書館が提供したもの。
8月5日、日本国民にとって大きな悲劇が起きたこの日に合わせる形で
モスクワ国際関係大学の円卓会議で初めて一般に公表された。
歴史研究家らは、大使の報告書は「あまりに価値の高い資料。
今まで見たこともない力と分からない種類の兵器に遭遇し、
生き残った一般市民の状態を鮮烈に描いている」と高く評価している。
ロシア議会下院のナルィシキン議長は、
1945年の原爆を味わった日本の記憶は
ナチスの極悪の記憶に劣らず重要であり、
それを罰せずともよいという幻想はあまりにも
重い結果をもたらしかねないとして、次のように語っている。
「第2次世界大戦時、日本は中国他アジア諸国に対し、少なからぬ戦争犯罪を犯した。だが国際社会は相応に、そして一番大事なことに、文明的に日本の攻撃性 に答えた。東京裁判とハバロフスク裁判の判決がそれだ。このため米国側から日本の一般市民をこうした攻撃にさらすことは許されることではなかった。なぜなら『広島と長崎の市民はこうした犯罪に何の関わりももっていなかった』からだ。」
ナルィシキン下院議長は、
米国の行為を問いただす国際軍事法廷の創設の必要性を取り上げ、
米国の行為は当時、人道性にも軍事的な必要性にも
条件付けられたものではなかったと指摘した。
今年日本は原爆投下から70年を迎えている。
広島と長崎ではそれぞれ8月6日と9日に、
45万人を超える人命を奪った悲劇を
忘れまいとする平和の行進が行なわれる。