スポーククラブの空手に8ヶ月通い
新しく極真に行き始めたのが今年の1月
夏の始めに夢中になり…
黒帯まで続けたいと、合宿にも行き
白帯から、オレンジになった先月
大会会場には淡々と向かい
順番を待ちながら、あくびまでしていたのだが
ヘッドギアをつけたあたりから様子が…
離れて見ている私を見ながら
目を手で仰ぎます
これは…
泣きたいのをごまかす時にやる
「涙じゃないよ!あくびだよ!」
のサインです
近寄り、「大きな声だして!大丈夫だから」
「うん」 目にいっぱい涙をためています
戦う相手が、自分よりも大きく、帯の色も上なことが分かり
怖くなったようです
名前を呼ばれても 「…お、おす…」
と、蚊の鳴くような声
「始め~!!」
王子、フリーズです
相手は、どんどん打ってきます
蹴りもはいります
王子、耐えて出したパンチは頭に当たり、無効です
そして、制限時間となり、終了
ヘッドギアを外し、目を手で仰ぐので
「ごまかさないで、悔しいなら泣いときな!」と言うと
王子、号泣
近寄ってきた、同じ道場のお友達が
「ヤスアキ、頑張ってたよ!」 「オレなんかより、よくやってたよ!」
と、口々に慰めてくれます
そんな子供の優しさに、母感動
風邪を押しての出場、年上のレベルを高い子を相手に
倒れることもなく、よく頑張った
泣きたくなるくらいの緊張感のなか
「悔しい」 と思えた経験は、今後の彼の糧になるでしょう
そして、出場前に応援の声をかけてくれた、波乗りおじ様や
貴重な休みに、会場まで見に来てくれた友達カップル
さらに、夜ご飯まで食べに来てくれ…
王子、素晴らしい体験でした
一方、終始ハシャギまくっていた、モモナ姫…
自分が主役じゃなかったので、最後にフテ寝
最近、ちょっぴり手を焼かせてみせマス
「私も見て~!」 見ているよ~
ちなみに…
子供時代に柔道をやっていたが、空手は未経験の旦那さま
スキンヘッドでガタイの大きい彼は
体育館に入るなり、子供たちに
「先輩、オス!」 と挨拶されていたらしい