人に相談することは安易なものではないと思います。


相談することで「これ以上自分を傷つけたくない」と恐る恐る構えている自分がいる。


私もそんな経験は山程してきました。


でも私の場合運がよかったのが、たまたま人と話をする中で、


「自分は一人じゃない」


そう思えるきっかけがあったこと。


自分が辛い時、自分は世界で一番不幸だと思う。


だから、素直になれず、人が助けてくれようと手を差し伸べてくれても何も響かない。むなしくなるだけ。


でもこんな私が一つ言えるのは、そんな時は「素直になる事」。


わかっていても、難しい。でもそれが一番。


今すぐなんて出来ない。

私だって「素直」になる為に、随分模索し続けてきました。

どうしたらいいのか・・・

どうやったらなれるのか・・・


私はあなたのつらい部分を安易にわかることはできません。

それは私も経験したから。

「お気持ちわかります」そんな簡単な事はいえない。


絶対に同じ気持ちはわからない。


本当に辛くて辛くて苦しい時は、すべてが嫌になる。

嫌といっても簡単に嫌になるではなく、すべてを投げ捨て諦めてしまう。

自分が鬱であることもわからない様な状態。


前回の記事でお話したてんかんの方も、自分がしたかった事を、悔しいけどあきらめざる得ない状態でした。


その中で私の話を聴いて、


「凛さんのお話を聴いて、素直になれたのは、例えば自分の子供が風邪を引いたら、自分では世界一大きな病気にかかったように思える。


私もそうでした。


どれだけ自分の中で悩みが大きかったことか。


でも凛さんは、子供のこと、病気のこと、日本にこられてからのいじめ。


そんな計り知れない辛い経験をされ、乗り越えられている。


でも、そんな悩みを前向きに捉え、受け入れ、笑顔で話してくれる。


その時、自分の悩みはとてもちっぽけな悩みだったと思った。


以前の生活に戻りたい返品したいといっても不可能。


過去に囚われるのではなく、これからの人生を明るく豊かなものにしていく。


そんな大切な事を教えてくれた。



そのことにとても感謝しています。


これから、壁にぶちあたったら必ず相談にきます。」


と言ってくれました。


そして、地に足がつくまで一人前になるまで、傍で良きアドバイザーとしていてほしいと言ってくれました。


その方は、今ではとても前向きになられました。


また私がアドバイスを差し上げた、ファッションのカラーも早速実行され、とても良い明るい印象になられました。

確実に心の変化がファッションにも現れ、見た目の印象から変わってきました。


人の辛さの重さは計れない。


頑張りなさい。努力しなさい。ではない。


でも落ち込んでいても始まらない。


もし私が日本に来なかったら、この辛さは経験しなかったかもしれない。

それはそれでよかったかもしれないが、経験してしまった今、人の痛みが全てではないが、わかるようになった。


同じ立場だからわかることがある。


あなたの話を聴いて悩みを解決できます!そんな安易な事はいえません。

あなたの心の中で引っかかる何かを、少しずつ解き放つ為に、自然な流れで、お話をする機会を作りたいと思います。


また、悩みを持ちながらも、これから何かを始められたい方、仕事や事業そんな目的・目標に向かっている方も、相談してください。自分の現状を見つめなおし、更に視野を広げる為のきっかけ作りになればと思います。


そんな心の引っかかりをお持ちの方、お話を聴かせていただけませんか?


何か手助け出来ることが出来るかもしれません。

私の記事を読んで「てんかん」で悩んでる会社員の方から相談がきました。


その方は36歳の中堅クラスの会社の営業マンです。


彼はてんかんの発作が起きそうになるとサイドブレーキをひいて、車を止めてまわりに迷惑がかからないように
しているとの事です。


このままだと会社を辞めないといけない。


ずっと入りたい会社だったので、やめたくない。


辞めるとしたら、この先どうやって生きていけばいいのか?


目の前が真っ暗で生きていく希望を失いかけているとのこと。


また会社にも相談しましたが、リストラ対象になってしまっているとのことでした。


私はまず一つ一つ確認することからはじめました。


車を止めるということは、周りに迷惑をかけたくないだけでなく、生きたいという証明ではないか。


沢山の事を一度に考えるのではなく、一つずつ解決していこう。


また、自分もいろんな人に助けられてきた。


だからあなたも人に頼ることを恥と思わないで。


そしてそこから本当にやりたいことを考えていこうなどと話しました。


もちろん一度に全て理解できるわけではありませんが、今後も少しずつ一緒に頑張っていくと約束してくれました。


最初にお会いした時は、目の下にクマができ、真っ黒な顔色で、今にも死んでしまいそうな雰囲気でしたが、
話しているうちに、顔色も戻り、明るくなっていってくれました。


こういう風に私を必要としてくれる方がいる限り、精一杯応援していこうと思います。


皆さんの悩みも聞かせていただけませんか?


私が辛かった時、人からの話が一切耳に入らなかった。


「頑張れ!」という言葉も苦しめる言葉でしかなかった・・・・


言葉もよくわからない。


友達もいない。


子供もいじめられるだけでなく、一人は生まれつき心臓に障害があり、生まれて直ぐ手術をして身体が弱く、もう一人の子供はテンカンを持っていたり。。。


そんな私に何を頑張れというのか?


また、私も子供たちに頑張れと言った時、子供が言いました。


「殴られている時に頑張って我慢したらいいの?何を頑張ったらいいの?」


何度も子供を連れて、踏み切りに飛び込もうかと、何時間も通りすぎる電車を眺めていたり。。。


韓国から私を連れてきた主人を恨み、包丁を振り回してみたり。。。


世の中の不幸が全て私にかぶさっているような気になり、何もかもネガティブに考えるようになりました。


そんな時期が10年以上続きました。


お寺、宗教、神様、お払い、占い。。。全て回りました。


中には1回150万もするお払いを受けたりもしました。


結局、何にも変わりませんでした。


そんな私がポジティブに生きれるようになったきっかけは、境遇が似ている人と話をして、共感してもらい、一緒に泣いてくれることでした。


話を聴いてくれて、一緒に大きな声でワンワン泣くことで、少しずつ心が楽になってきている自分に気付きました。


こういった経験から辛い時には、何かアドバイスが必要なのではなく、本音で何でも話が出来る人が必要なんだと思うようになりました。


その相手は、何か資格のある人や特別な人である必要はないんです。


ただ、同じような境遇を経験して、気持ちがわかってくれる人であればいいのです。


もし、そんな人が周りにいるなら、悩んでいないのではないでしょうか。


現在、そんな子供たちも立派に成人し、主人も安心して天国に行きました。


私の経験が少しでも同じ境遇の方の力になれれば。


話を聴いてあげれれば。


次は私が聴いてあげることによって、救われる人が絶対にいると信じています。


あなたには話が出来る人はいますか?


いつでも連絡くださいね。