2020/01/27 追記
一通り勉強してみて、この本はAI流の導入にかなりいいと思いました。
YouTube 囲碁_高先生
にAI流定石をまとめられていますが、それを勉強してから一通り並べてみると理解度が深まります。
2019年10月の著作ということで情報としてもまだ新しいと言えます。
日本国内のタイトル戦もAIの影響をかなり受けています。
一通り並べるだけでもタイトル戦を興味深く見られると思います。
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あまりAI流の打ち方についていけてない。
碁会所では全然問題なしですが若い人がいる碁会所ではAI流の打ち方をする人がかなり多い。
実はあまりAI流の打ち方については興味がなかったのですが、身近に導入している人がいて
自分にも試してくるので少し勉強しないと勿体ないと思うようになりました。あいd
せっかくの変革期なのでどのように変わっていくか楽しみたいですよね。
ネットに転がっている国際棋戦の棋譜は解説が全然ないのでチンプンカンプン
解説なしでわかるぐらいなら苦労しません
月刊囲碁であれば昔から国際棋戦や中韓の国内棋戦ものっけていたんですが
ワールドは国際棋戦の棋譜が弱くてダメ。国内棋戦のタイトル戦ぐらいしか扱っていない。
で「囲碁AI流の打ち方」を見つけました。
これはいい。実戦だけじゃなくて派生の図も解説しているし
今までの定石がどうしてすたれたかなども噛み砕いて解説してある。
まさにヘボの俺にぴったりですね 6段以上の強い人には基礎的過ぎるかもしれないです。
レイアウトも工夫してあり並べやすいし読みやすい。
扱っている棋譜はトッププロの対局譜です。これもうれしい。
AIの棋譜はそれで重要ですが、それをプロ棋士がどう解釈してどのように導入しているかが気になっています。
もう一冊
「一問一答で身につく 囲碁AI流 新しい序盤の考え方」
もかなりいいので迷いましたが、よく見ると同じ山田普次さんの著作でした。
こちらはMasterやZeroなどAIの棋譜についても言及しています。
こちらは「囲碁AI流の打ち方」を読了してから読むとします。
ちなみに
「ダイレクト三々 基本と応用 (AI時代の新定石)」 は全くの期待外れ。
なぜかアマ同士の対局の解説でページを稼いでいたりしてトホホな内容でした。
「基本定石の周辺」など日本棋院の出版物はかなり高密度な内容のものもあるのに
この落差は非常に残念です。
ついでに言うと
「囲碁AI時代の新布石法」は全くAIとは関係がありません。
たしかにタイトルにはAI流ともなんとも書いていないのでタイトル詐欺ではないですが
ちょっとひどい