90歳を超える祖母が離れた場所で一人暮らしをしています。
私の母は、20年以上前に亡くなったため、祖母は私と姉だけが家族という構成です。
これまでは元気だったのですが、病院の先生からお孫さん同席で病院に来るようにと指示を受け、同席してほしいとの連絡がありました。
自分の病院だけでもままならないのに、祖母の病院へ行くというのは大きな負担でした。
*祖母には双極性障害のことは話していません。
また、その病院がコロナ患者も受け入れる大きな病院のため、ピリピリ感がとても強いです。
先生)
胆石の手術を検討していたが、大動脈瘤が大きくなっているので大動脈瘤の手術をしてからでないと、胆石の手術は出来ない。
選択肢としては
・どちらの手術もしない(大動脈瘤が破裂したら即死)
・大動脈瘤の手術だけする。
・大動脈瘤の手術後に胆石の手術もする。
課題として、
・手術をしないで大動脈瘤が破裂すれば即死。
・胆石の手術をしないと痛みがでる可能性がある。
・大動脈瘤の手術自体の難易度は高くないが、高齢者90歳での全身麻酔は負担が大きく
死のリスク、術後の寝たきりリスクなどある。
とのこと。
事情は説明で理解したが、私が呼ばれて、私に求められているものは何か確認をしたところ、
・手術の意思決定
・手術のデメリット、リスクの理解
上記2点とのこと。
急に来て、命に関わること、しかも、人の命に関わることを決めるなんて、通常でも出来ないのに、いまのこの精神状態では荷が重すぎる。
祖母からどうしようと尋ねられても、自分で決めることだからと、意思決定をするように何度も伝え、本人の意思で手術することを決めました。
先生に伝えると、またたく間に、手術の日程や入院の段取りなどが進み。6月中に手術することとなり、親族として立ち会うことになりました。
翌日、祖母と入院、手術について話をしていると、不安もあるのか、情緒不安定で、やるとか、やめるとか、話が行ったり来たり。そして最後は、
「もういい」
と叫んで電話を切られてしまいました。
母が居ないので祖母のフォローが必要なこと、自分の体調が優れていないこと、今回の病院が、母が亡くなった病院であることと、いまの私にとってもは厳しい話です。
調子の良いときでも難しい話なのに、こんな時に限ってこういう話ってあるものだと客観的に考えられる自分と、いま、こころの調子が良くないままに、祖母と同じように年齢を重ねて、おじいちゃんになって、最後にこのような家族関係や意思決定をしなくてはならないのか。自分だったら、手術したらそのまま戻ってこれない手術に挑戦できるのか。歳を取る、年齢を重ねていくって色々諦めることや、妥協が必要なんだなんて考えたら不安になったり。頭とこころがあっちいったり、こっちいったりしてしまいました。
いま、出来ることって、祖母にもっと優しくしてあげることなのに、それが出来ない自分にまた落ち込んでいます。
長々とまとまりのない文章を書いてしまいすみません。