精巣が新型コロナウイルスの「隠れ家」に Newsweek紙
精巣が新型コロナウイルスの「隠れ家」に?(Newsweek)世界で猛威を振るい、人類の脅威となっている新型コロナウイルス感染症。「なぜ男性が女性よりも重症化しやすいか」との疑問に対して、アメリカとインドの研究者らは「睾丸に原因がある」との仮説を打ち立てた。性差によって重症化や長期化の傾向が異なる原因を解明するため、両国の研究者はインド・ムンバイの感染者を対象に実施した試験的な研究で、新型コロナウイルスが潜む細胞に着目。ACE2(アンジオテンシン変換変換酵素2)受容体が男性の精巣に多く存在していることを突き止めた。ACE2受容体は男女とも肺、胃腸、心臓などに存在しているが、女性の卵巣ではほとんど確認されていないという。アメリカとインドの研究者はこの結果、「精巣が新型ウイルスの隠れ家となり、免疫システムから逃れている可能性がある」と推測。仮説が事実なら、「精液にウイルスが混入することも想定できるため、性交渉で感染する可能性もある」との見方を示した。