修業道場は原則自給自足です。
自分達で畑を作り耕し肥料を撒き種を蒔き苗を植え種芋を植え育て収穫して供物にしております。
米は人数分の水田が無い為托鉢で集米します。
上の写真は建長僧堂某所遠鉢の図で1番後ろが私です^ ^
このように一列に並んで歩く=雁行で「法ー 法ー 法ー」「ほー ほー ほー」と精一杯大きな声を出しながらゆっくりと歩き托鉢をします。
托鉢に行くと各家々から喜捨して下さる米を始め金品、それこそ色々な物を喜捨して下さり雲水はその都度合掌して頂き「願わくは此の功徳を以て、普く一切に及ぼし、我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを。」と普回向を述べます。
さらに歩いて歩いて托鉢を続けて、またまた歩く。
手作りの草鞋(現在原料は藁では無く化学繊維です)を履き慣れない新塔=新一年生は足のまめも潰れ赤ベロン状態に成りこれが非常に痛い。
免疫が無い為化膿して暫く辛い日々が続きます。まぁやがて免疫が、そして足の皮も厚くなり丈夫でタフな雲水が出来上がります。

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