街に出て姿勢を見よう! 【003】
立った時、座っている時、作業をしている時、わたしたちはさまざまな姿勢をとります。
じつは、そんな姿勢の基本は、すべて歩くことにあります。
「化石人骨の歯が1つあれば、その人類が直立していたかどうかがおおよそがわかる」という話、
聞いたことはありませんか?
動物の運動の仕方(ロコモーションといます)は、骨格によって決まってきます。
たとえばライオンの姿勢は、運動のための骨格バランスの表現です。
手の形や背骨の弾力性や顎の大きさなどなど、
それぞれが、何千万年という進化のなかで、絶妙のバランスを作り出しているのです。
わたしたち人類においては、直立二足歩行が、姿勢の基本なのです。
歩くときの、膝の作る軌跡、股関節の動き、骨盤の回転などのなかに、
その人の姿勢の基本がみんな顔を出します。
歩き方を見れはその人がわかる、というのもあながちウソではありません。
しかし、その表情を理解するには少し訓練が必要です。
歩く動作は、たくさんの関節運動の複合によって作られます。
そこには、とても複雑な表情があります。だからこそ観察することに、面白さもあるのですが。
下の図に示したのは、歩行動作を理解するための第一課です。
歩く時は、まず片側の足をあげます。このときの骨格の運動を後から見た図です。
間単に説明してみましょう。
片足を上げると、反対側の足にすべての体重(上半身の重み)がかかります。
骨盤は、上半身の重みで、足をあげた側に押し下げられ、傾きます。
背骨は、骨盤の傾斜にあわせて側彎(そくわん)し、上半身が傾かないように直立姿勢をたもちます。
ちょうど、そんなタイミングの男性女性の姿を紹介します。
いかがですか?
この二人の後姿に、上図で説明した、②荷重を受けてとめている足の力み、③骨盤の傾斜した姿、④背骨の側彎の様子が、感じ取れますか?
道行く人の後ろ姿に、なにげなく身体内部の骨格の動きが見えてくるようになると、
あなたも、身体均整師のファーストステップを踏み出したといえるでしょう。
次回は、足の動きを少し細かく見てみることにしましょう。
(つづく)
やすらぎ創健堂にもどる。
カラダを科学する本格的整体ブログに進む。
じつは、そんな姿勢の基本は、すべて歩くことにあります。
「化石人骨の歯が1つあれば、その人類が直立していたかどうかがおおよそがわかる」という話、
聞いたことはありませんか?
動物の運動の仕方(ロコモーションといます)は、骨格によって決まってきます。
たとえばライオンの姿勢は、運動のための骨格バランスの表現です。
手の形や背骨の弾力性や顎の大きさなどなど、
それぞれが、何千万年という進化のなかで、絶妙のバランスを作り出しているのです。
わたしたち人類においては、直立二足歩行が、姿勢の基本なのです。
歩くときの、膝の作る軌跡、股関節の動き、骨盤の回転などのなかに、
その人の姿勢の基本がみんな顔を出します。
歩き方を見れはその人がわかる、というのもあながちウソではありません。
しかし、その表情を理解するには少し訓練が必要です。
歩く動作は、たくさんの関節運動の複合によって作られます。
そこには、とても複雑な表情があります。だからこそ観察することに、面白さもあるのですが。
下の図に示したのは、歩行動作を理解するための第一課です。
歩く時は、まず片側の足をあげます。このときの骨格の運動を後から見た図です。
間単に説明してみましょう。
片足を上げると、反対側の足にすべての体重(上半身の重み)がかかります。
骨盤は、上半身の重みで、足をあげた側に押し下げられ、傾きます。
背骨は、骨盤の傾斜にあわせて側彎(そくわん)し、上半身が傾かないように直立姿勢をたもちます。
ちょうど、そんなタイミングの男性女性の姿を紹介します。
いかがですか?
この二人の後姿に、上図で説明した、②荷重を受けてとめている足の力み、③骨盤の傾斜した姿、④背骨の側彎の様子が、感じ取れますか?
道行く人の後ろ姿に、なにげなく身体内部の骨格の動きが見えてくるようになると、
あなたも、身体均整師のファーストステップを踏み出したといえるでしょう。
次回は、足の動きを少し細かく見てみることにしましょう。
(つづく)
やすらぎ創健堂にもどる。
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街に出て姿勢を見よう! 【002】
姿勢は、わたしたちにとって、とても身近な題材です。
ここですちょっとイメージトレーニング。
ご自分の体重を想像して、その重さを水の量に置き換えてみてください(1kg=1リットル)。
つぎにその水をポリタンクに詰めるといくつ分に相当するか想像してみてください(ポリタンクひとつ20リットル)。
そのポリタンクを持ち上げることを創造してみてください。
どうですか?
わたしたちの身体が、意識しているよりずっと重くできていることがわかりますね。
何気ない動作のなかに、思いのほか大きなエネルギーが動いています。姿勢は、躍動感の表現でもあるのです。
人は、立つとき、歩くとき、椅子に座るとき、くつろぐとき、多くのひとがよく似たポーズをとります。
ちょっとした手の位置、肩の位置に、その人のもつ色、こころ、身体の状態がそこはかとなくあらわれます。
すぐれた肖像画や彫刻をみると、そのことが鮮明に鮮やかに印象付けられますね。
この方の歩く姿勢は、いま右足にすべての体重がかかった瞬間です。
地面を踏む膝は曲がり、右手は上半身が左に倒れないように、右後方に振り下ろされます。
このとき、つま先が少し外を向いています。このことがすこしポーズを不安定にしています。
足首の関節のうちがわに大きな負荷がかかり、逆に外くるぶしの側は動きがストップしています。
腰が硬くなって、こころなし引けてみえることとつま先の向きは、じつは深く関係しています。
足裏アーチにかかる荷重ラインの傾斜は、外反母趾を引き起こす大きな原因のひとつです。
人は、それぞれの個性を持ち、その人だけのうつしさを持っています。
わたしたち身体均整師は、身体の持つ力学に着目して姿勢を観察します。
もし、痛みやゆがみが気になるときには、姿勢のなかに大きなヒントがあるのです。
(つづく)
やすらぎ創健堂にもどる。
カラダを科学する本格的整体ブログに進む。
ここですちょっとイメージトレーニング。
ご自分の体重を想像して、その重さを水の量に置き換えてみてください(1kg=1リットル)。
つぎにその水をポリタンクに詰めるといくつ分に相当するか想像してみてください(ポリタンクひとつ20リットル)。
そのポリタンクを持ち上げることを創造してみてください。
どうですか?
わたしたちの身体が、意識しているよりずっと重くできていることがわかりますね。
何気ない動作のなかに、思いのほか大きなエネルギーが動いています。姿勢は、躍動感の表現でもあるのです。
人は、立つとき、歩くとき、椅子に座るとき、くつろぐとき、多くのひとがよく似たポーズをとります。
ちょっとした手の位置、肩の位置に、その人のもつ色、こころ、身体の状態がそこはかとなくあらわれます。
すぐれた肖像画や彫刻をみると、そのことが鮮明に鮮やかに印象付けられますね。
この方の歩く姿勢は、いま右足にすべての体重がかかった瞬間です。
地面を踏む膝は曲がり、右手は上半身が左に倒れないように、右後方に振り下ろされます。
このとき、つま先が少し外を向いています。このことがすこしポーズを不安定にしています。
足首の関節のうちがわに大きな負荷がかかり、逆に外くるぶしの側は動きがストップしています。
腰が硬くなって、こころなし引けてみえることとつま先の向きは、じつは深く関係しています。
足裏アーチにかかる荷重ラインの傾斜は、外反母趾を引き起こす大きな原因のひとつです。
人は、それぞれの個性を持ち、その人だけのうつしさを持っています。
わたしたち身体均整師は、身体の持つ力学に着目して姿勢を観察します。
もし、痛みやゆがみが気になるときには、姿勢のなかに大きなヒントがあるのです。
(つづく)
やすらぎ創健堂にもどる。
カラダを科学する本格的整体ブログに進む。
街に出て姿勢を見よう!
わたしたち身体均整師の仕事は姿勢を見ることから始まります。
姿勢には、たくさんの意味が込められていて、多くのことを教えてくれます。
気づかされることも多々あり。とても学びがいのあるテーマです。
意外に目にするのが少ないのが、街角の人々の姿勢を見つめること。
もちろん、わたしたちが見るのは、ファッションとか、持ち物ではなくて姿勢。
そんな話題を、すこしずつ紹介してゆきたいと思います。
この人、とても姿勢のよい人です。
どこがよいかというと、膝がしっかり内側に入っていますが、足先はきちんと前を向いています。
こういう歩き方は足首に負担がかかりません。
背骨の前側に適度に伸びがかかって、身体の代謝を高めてくれるので、健康的です。
このような歩き方ができるためには、股関節や腰が柔軟であること。
膝が柔軟であること。なおかつ少し前荷重気味。
これは、気持ちの積極性をあらわしています。
どうして、そんなことがわかるの?
そう思われて無理ないですね。
そこには、しっかり理由があります。
このブログでは、そんな姿勢にまつわる「なぜ?」を紹介してゆきたいと思います。
健康にも、そして運動やスポーツの上達にとってもおいしい話題になるはずです。



