321.目標に出来る先輩(2014.03.15. 258日目) | 言葉の力

321.目標に出来る先輩(2014.03.15. 258日目)

321.目標に出来る先輩(2014.03.15. 258日目)


今日も僕のボランティア先であり、4月から就職する予定先でもある高齢者施設(マザアス新宿)のボランティア(23回目)に行ってきました。


施設のフロアーリーダーは毎日交代々々で行われています。今日のフロアーリーダーは、僕より年齢は(多分)10歳位下ですが、介護歴10数年というベテランの男性社員Nさんでした。


Nさんのレクリエーションは、ホワイトボードを使いながら、利用者の方全員が参加出来るような事を行なう事が多いです。以前は、利用者さんの出身地を聞きながらそれぞれの地方に関する話を膨らませたり、食べ物しばりのしりとりをしながら食べ物の話をしたり、ぞれぞれの誕生日月を聞きながに季節の話題をしたり、今日は体の部位の漢字をみんなでああでもない、こうでもないと言いながら読む簡単な勉強しながら、呼吸の大切さ、手洗いの大切さなどの話をしていました。


それは、一方的な押し付けでなく、利用者さんが発する言葉を全て受け取るアドリブ満載の話のそして、利用者さんの反応をみながら、沢山の笑いを織り交ぜた話しの進め方なので、利用者さんはとてもNさんのレクリエーションを楽しみにしているらしく、担当がNさんだとわかると「今日は何をするの?どんな事をするの?」とその時間が来るのをとても楽しみにしています。


また、そのようなレクリエーションをしながらも、Nさんは利用者さんの様子をしっかり観察しながら、顔色の悪い人がいたら他のスタッフに様子をみるように指示したり、輪から離れている利用者さんがいれば自然に輪の中に入れるように誘導したり、利用者さんに対する接し方があまりよくない職員がいたら、別の時間に奥の部屋でその職員と話し合ったり、もちろんボランティアをしている人達に対しても気遣いをしてくれるような職員さんです。


僕もまずは、こういう職員さんになる事を目指したいと思います。自分の目標に出来る先輩職員がいてくれるというのは、とても幸せな事だと思います。