251.老いるという事 (2014.01.05. 189日目) | 言葉の力

251.老いるという事 (2014.01.05. 189日目)

251.老いるという事 (2014.01.05. 189日目)


昨年、自分自身が老眼になるという経験してみて、共に80歳を超えた両親の衰えを目の当たりにして、そして介護という仕事に興味を持つようになって(先の2つがあったので介護という仕事に興味を持ったのかも知れません。) 去年は人が老いるという事について、始めて真正面から向き合ったような気がします。


その上で思った事。それは『人が老いるというのは当たり前の事』であるという事でした。それが当たり前の事であるなら、その事は何も恥じる事ではなく、その事実を受け止め、その事実を受け入れ、その事実に(老いていく人も周りにいる人達も)しっかり対処していくべきだと思いました。


人は生まれ、成長して、そして老いていく。赤ん坊の時は人の力を借りて行き、成人になれば自分の力で生き、老人になれば人の力を借りて生きていく。


人の力を借りなくてはいけない時には人の力を借りて生き、人の支えになれる時には人の支えになる。すべてがお互い様であり、当たり前の事なのだと思います。


人生をフルマラソンに例えると、その人の寿命をまっとうするという事はフルマラソンをゴールするという事。ゴール間近の人がふらふらになっているのは当たり前の事だと思います。ふらふらな状態でもゴールに向かって頑張っている人を僕は応援したいと思います。


老いる事で色々な事が出来なくなっていくのは当たり前の事だと思います。老いる事で色々な事が出来なっても、今の自分に出来る事の中で自分に出来る事を見つけ、自分に出来る事をしている人はとても素敵な人だと思います。


老いるまで生きてきたという事、それだけで僕は凄い事なのだと思います。だから、老いている人がよりよく生きる事が出来るように、今自分が出来る事をしたいと思っています。(多分、そういう事がしたくて介護の仕事を選んだのだと思います。)


そして、僕自身も老いるという事をマイナスにとらえるのではなく、プラスに考え生きていきたいと思います。(今まではそうしてきたつもりですし、これからもそうしていきたいと思っています。)


【お年寄りの方へ】


・歳をとると喉の渇きを感じなくなります。しかし体に水分はとても大切なので水分は十分にとってもらいたいです。


・体は動かさないと固まってきます。体は固まらないように動かして欲しいです。


・脳には酸素が必要です。脳に酸素を送るためには血液を脳に沢山送る必要があります。脳に沢山血液を送る為には運動する事、特に足のポンプを強くする必要があります。そのためにも出来るだけ自分の足で沢山歩いて欲しいです。